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奈良クラブ【外野の観戦記(vsツエーゲン金沢 R6.3.31)】

<観戦前夜🌃>

【まさかのコロナウィルスに罹患】

 前節の3月20日の試合の日、発熱した。朝はほんの少しの微熱。ただ、なんとなく違和感があったので、お義母さんと妻には「今日は試合観戦はやめておいた方がいい」ということを伝えた。昼から熱が上がる。38.4°C・・・明らかにおかしい。。。コロナウィルスに罹患してしまった。

まさかの38°C超え

 でも、その日の試合は勝ったので嬉しい。お見舞いのメッセージや、戦勝報告のメッセージを受けて、試合には行けなかったけど、良い気持ちで過ごす。奈良クラブのサポーター・ファンの皆様、この日は温かいお言葉ありがとうございました。

【観戦前夜】

 あれから熱はすぐに下がったけど、まだ、体調はイマイチ。「明日もやめておこうかなぁ~」と思いながら、前の日は自宅でゆっくりと過ごした。

家族団らん

 繁忙期はずっと仕事で忙しかったので、妻は私がサッカーの試合を観に行きたいと思っているのかな? なんとなく明日の予定のことを聞いてくる。「家でゆっくり過ごす予定」とは言っているけれども。。。

<ガヤおじさんプレビュー>

【ツエーゲン金沢について】

 昨年の順位は22位(9勝25敗8分)
 現在の順位は14位(2勝4敗) 奈良クラブとは初対戦

 順位等を見ると、非常に厳しい時代を迎えているように感じる。
 7年指揮をとった柳下監督が、昨年退任され、今年はチームを一から構築しているところだろうか? 
 そして2024年の2月、金沢に新しいスタジアムが完成した。金沢ゴーゴーカレースタジアムだ。素晴らしいスタジアムの完成とともに、これからの躍進が期待されるところでもある。


【我が奈良クラブについて】

  昨年の順位は5位(15勝11敗12分)
  現在の順位は12位(1勝2敗3分)

 リードしているのに、土壇場で同点においつかれる試合が何度かあった。前回ロートFで観た試合はまさかのアディショナルタイムで追いつかれてしまった。ただ、試合内容は日に日に良くなっているように思う。
 FWの酒井選手と前回はパトリック選手が負傷したような感じなので、少し前線のメンバーが気になるところだ。

 (フリアン監督のコメント一部抜粋)
「ここでは特に遠いサイドの選手のアクティブさについて言及したい。J3の偉大なチームに対してはボールから離れている選手のスイッチが切れているということは許されない。攻撃を効率的に解決するためには10本のアクティブなパスラインが必要です。」
 
 フィールドに立った選手が誰もが集中して動くということが大切だということだ。力を合わせて頑張って欲しい。

<外野の応援🏁🔥>

⚽ロートフィールドに向かう前

普通に朝食

 体調は回復しているが、大事をとって、今日も一日家でノンビリしようと思いながら朝食を食べていたら、妻が「今日のチケットはとってるの?」とかおもむろに言い出す。「えっ?どういうこと?」     いつも妻の方からサッカーを観に行こうとはあまり言わない。

    たぶん買い物に行きたいんだろう・・・なんとなくそんな気がするけど。。。

⚽スタジアム到着

食べたかった三福だんご
スタジアム後ろの方の席にて

 とりあえず、待機期間は過ぎたと言えども、人との接触はなるべく避けて観戦することにした。最近のお気に入りはスタンド席のアウェー側の後ろの方。奈良クラブのお団子をと飲み物を買って2人で観戦。
 自動販売機のところで、ゆ~ま君とぎだい君にバッタリあった。旗を振る若者たち・・・頑張っておくれ。向こうの方で白い旗が揺れている。師匠も元気に頑張って旗を振っているようだ。

⚽スターティングメンバー

 FWの編成がどうなるか気になっていた。27番の関口智也選手が入っていてビックリしたけど、いいんじゃないかな?。出来れば出場の機会が与えられて欲しい。
    推しの宗太朗宗太朗選手は控えか。この前の試合はなかなかヨカッタので、若者を引っ張る不動の10番を目指して頑張れ✊

⚽試合開始

今日は晴れ☀️

⚽キックオフ

 試合が始まった。今日は後ろの方からパスは繋ぎやすそうだ。金沢はしっかり守って、ど~んと前線にロングボールを出してくる。そしてロングスローが武器のようだ。ディフェンス陣は常に集中して、1本のパスに泣かされないようにしないといけない。90分集中してガンバレ~!

⚽前半早々の失点

 言っているそばから、金沢のゴールキックが前線の金沢の選手に渡り、ゴール前に・・・。まさかの生駒選手が滑って、ゴール前の金沢の選手に渡ってしまい、まさかの失点。ゴール前は一瞬のミスが命とりだな。。。
 まだ試合は始まったばかり。気を取り直して、仕切り直そう。

⚽ヴィトが裏スペースを潰す

 金沢は後ろからディフェンスラインの裏を狙ってボールを蹴ってくる。ヴィトが思い切って前に出てクリアをする。一瞬の判断の遅れで追加点を奪われるなかで、勇気をもって思いきって前に出るヴィト。
 今年の奈良クラブはディフェンスラインを少し上げているので、ヴィトがディフェンスラインの裏に出たボールを全部先に触ってはじき返さなきゃいけない。ガンバレ! ヴィト~~~!!!

⚽國タケ惜しい!

 奈良は時折、左サイドの岡崎・下川から突破をはかる。絶妙なところで折り返しが國タケに渡った。惜しい!。頭を抱える国タケ! ここ数試合、惜しいシュートが多い。1点取れば、少し変わってくるのかな?
 時折、決定的なチャンスを演出し、時折よい位置でボールを保持しているのはポジショニングのうまさなんだろう。
 Jリーグ初ゴールはすぐそこに待っている! このペースで狙っていけ!

⚽ヨメ、同点ゴール!

 ヨメの同点ゴール!! この得点は最終ラインからしっかりと繋いでいってのゴールだった。難しいところを選手の体の入れ方や方向転換で前に運んで、岡崎選手がタッチラインギリギリでのセンタリングをヨメ~~~!!
 試合は振出しにもどる。ヨシ、行けるぞ! 奈良クラブ!!!

⚽少し気になる金沢のセットプレー

 ちょっと金沢のセットプレー(スローイン、コーナーキック、フリーキック)が気になる。ファーストタッチが全部金沢の選手のような気がする。そんなことってあるのかな? 逆にナラクラブのセットプレーのファーストタッチは奈良クラブか?と言えば、わりと金沢の選手にはじき返されているような気がするのだが・・・。

⚽後半開始

 後半のメンバーチェンジはなし。少しヨメちゃんが疲れているように見えるけど、大丈夫かな? ガンバレ、ヨメちゃん!!
 ・・・と、言ってるそばから後ろから足をかけてのファール。。。やっぱり疲労かな? ・・・しんどいな。 ガンバレ! ガンバレ! ガンバレ!

⚽金沢の攻撃→失点

 金沢の最終ラインからのロングフィードがディフェンスラインの裏を抜けてのピンチ・・・その後も、金沢の攻撃が続くも、一歩が追い付かない。一歩が追い付かないシーンが3回続いて、奈良クラブのゴールネットが揺れる。
 ・・・失点。盛り上がる金沢のサポーター。静まるスタンド。。。

⚽ヨメ、ふたたび!!

 左からの攻撃が続く。下川選手が切り返しながらためを作ってチャンスをうかがう。何度かめのセンタリングに、またしてもヨメ~~~~~!!
 満身創痍のなかでヘディングで2回目の同点。スゴイぞ、ヨメ!
 はじめママの「ハットトリックやっちゃって~~~」が脳裏に浮かぶ。
 奈良クラブ、まだまだ負けてないぞ! ここからは気力の勝負だ!

⚽すぐさま、百ちゃんの逆転ゴール!!!

 左からの攻撃がさらに続く。下川選手がさらに左サイドからドリブルでかけあがり、タメを作って、体制が出来た中でのセンタリングは、百(ひゃく)ちゃんのヘッド~~~! これがドンピシャで右隅に決まる。
 追いついて、追いついての逆転! 今日は勝つぞ~~~~~!!!

⚽金沢サポーターの鼓舞

 自分達がスタンドの金沢側にいるせいかもしれないけど、金沢のゴール裏が今までより一層金沢の選手を鼓舞する。声と手拍子が揃っていて統制のとれた応援をしている。リードされてからの応援は選手の後押しをする。
 スタンドの金沢側には、年配の方が多く座られているが、ところどころで「行け!」とか「ヨシ!」という声を出している。きっと長い間ツエーゲン金沢を応援しつづけてきた人達なんだろう。

⚽満身創痍でディフェンス

 選手たちも満身創痍だ。その一歩が遅れながらも体を張って守る選手達。頭を打って、フラフラながらも足を出して防ぐ澤田選手。交代のあと、足がつってしまう百ちゃん。そして下川選手も今日は何度も倒れてしまうシーンがあった。皆が限界のなかで守っている。なんとか勝利で終わって欲しい。

⚽アディショナルタイムでの失点

 サッカーとはつくづく思うようにはいかないスポーツだと思う。ここまで満身創痍で頑張って守っても、アディショナルタイムでコーナーキックからの失点。難しい体制から、さわったボールは勢いなく、スローモーションのように隙間をぬって奈良クラブのゴールへ。。。入ってしまった。。。
 

⚽試合後(奈良クラブ会議)

pianoさん
pianoさん

 今日は、試合の後、妻の買い物に付き合って、その後は「piano」さんへ。夫婦で久しぶりの外食。そう言えば、昔のようにサッカーの試合の後、うんちくを言うことが減ったかもしれない。だんだん分からなくなってきているというのもあるかもしれないし、ぼ~っと観ているというのもあるかもしれない。それでもサッカーの試合のある日常がようやく戻ってきた。嬉しく思う。 

<がやおじさんレビュー>

【追いつかれての引き分け(3-3)】

 スタンドから観ると、賢星選手、生駒選手、嫁阪選手が声をかけながらスペースを奪おうとしていた。賢星選手が、前線のハーフスペース1.5列目に出れば、そこでマークがずれてくる。相手がついてこれば、大外の生駒選手が空いてくるし、ついてこなければ、賢星選手に一瞬のフリータイムが与えられる。嫁阪選手がそれを見ながら、スペースを狙っている。ボールのないところでそういう動きがあった。

 ただ、そういう動きをしているところでピタリとボールが出るわけでもなく、ハマるわけでもなかったが、目の前のボールのないところでそのような駆け引きがなされているのを見ると、意外とボールのないところの動きも面白いものだと思う。

 フリーキックやスローインのファーストタッチは金沢の選手の方が断然ボールに触っていたように思う。これは練習の差なのだろうか? 動き出しが示し合わされたように、出し手と受け手の息があっていた。

 後半から出場した推しの宗太朗選手は、前線からボールに時々絡んでいた。昨年の良くなったところが今年も継続して出来ていて、前線から迫力のあるプレスをしていたように思う。

【フリアン監督コメント(一部抜粋)より】

 「ポジティブな面では今日は関口智也選手が16歳でJリーグデビューしたこと。ファンサポーターのみなさまも、クラブも誇りに思っていいと思います。3ゴールをあげている百田真登選手や、國武勇斗選手という彼ら若い選手がデビューしていることをポジティブに捉えています。彼らは今後さらにJ3の舞台での出場時間を伸ばしていかないといけないと思いますが、彼らの貢献をみていると今後を非常に楽しみに思っています。奈良クラブが若い選手のプラットフォームとなっていることを誇りに思いますし、続けていきたいです。」
 
 今年はまさに、若い選手が台頭する1年になりそうだ。彼らがJリーグの世界でどこまで通用するのか見てみたい気がする。 

<外野の感謝>

【焼肉丼一さん】(サポートショップ)

焼肉丼一(はじめ)さん

 シーズンが終わってから、繁忙期を迎え、シーズンが始まり、繁忙期も終えたけど、今度はコロナウィルスに感染してしばらく行けなかった。

 ちょっと久しぶりな感じで行ったけど、ママも元気そうでなにより。

新戦力の餃子

 メニューを見ると、「あれ? 私、餃子食べたことない。だいたいメニューは制覇してるはずなんやけど・・・」と言ったら、「そうやねん。実はここ最近、新しいことに挑戦して、毎晩餃子を作って、やっと新しいメニューとして出せるようになりましてん。」と。。。

 焼肉丼一さんも、新戦力が加入して、パワーアップしていました。

<ガヤおじさんの独り言☕>

【成績とチームとファン・サポーター】

 成績が少し下がると、「誰かが悪い」「監督を変えろ」など、簡単にそういう言葉がファン・サポーターから出てくるのを耳にする。そんなことで、コロコロと何かを変えて本当に望む結果が出るほど、サッカーが簡単なものであれば、資金力のあるチームがおのずと強くなっていくもので、優秀な監督や上手い選手をつれてきたチームが勝つことになる。

 サッカーチームが長い年月をかけて強くなっていくには、「総合力」を身に付けていかなければならないと思っている。

 今、スタメンで出ている選手の戦闘力が100だとして、時間の経過とともに、疲れが出て戦闘力が70になったとする。控えの選手が出て、戦闘力が80になれば、相手の戦闘力が70だったら試合は有利に進んでいくはずだ。
 逆もまた同じことが言えるだろう。要は90分を通したフィールドの上での総合力が相手を上回らなければならず、そのためには、チーム全員の「総合力」を上げるトレーニングをしていかなければならない。

 出ている選手だけがズバ抜けていても、長いシーズン、長い年月をかけてチームが良い状況として続くのは難しいと思う。しかし、チーム全員の総合力を上げていくチームであれば、出ている選手だけでなく、その後ろにいる選手も力をつけていけば、総合力は簡単には落ちない。それこそが地に足をつけて、奈良クラブが目指していく方向だと思っている。

 今回、若い選手達が台頭し、ユースの選手がフィールドに立つようになった。試合としては勝ちきれなかったかもしれないけど、「総合力」を上げていくチームとしての姿勢は見えたと思う。

 これから、長い年月を通して奈良クラブを応援していくものとしては、そのようなチームの姿勢をじっくりと腰を据えて応援していきたいと思っているし、そういうチームのあり方を支持するおじさんファンでありたい。まだまだシーズンは始まったばかりだが、交代後の奈良クラブの試合を見ると、この先少ししんどいかもしれない。

 これからシーズンを通して奈良クラブの「総合力」はどうなっていくのかを見守っていきたい。

ラストは推しの宗太朗選手

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