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母子共依存 その11「近況報告」

こんばんは、自分見つめ隊です。大変ご無沙汰しております。

今回は、母との関係について近況報告をしたいと思います。


いやぁ、なかなかしぶといですね笑

なにがしぶといかって、実際の母というより、「心の中に住む母」がしぶといです。

以前に触れた記事↓

最近になって、やっと母の声が聞こえなくなりました。

以前は、自分のすることに対して、心の中の母が顔を出して「それはやめなさい」とか「この歳にもなってそれができないなんてだめだ」とか言ってくることがしょっちゅうでした。

一人暮らしを始めて物理的に距離を取っても、それがすぐになくなるわけでなく、気づけば聞こえてくる母の声と闘う日々でした。

それがやっと最近になり、「母は何と言うだろうか」と考えることがほとんどなくなってきました。

いい意味で、母を気にせずに生きることができてきています。

先日たまたま読んだ本にあった、「自分の人生を責任持って生きる」「身の回りのことは全て自分の選択の結果」という言葉を意識するようになってからかもしれません。


正直今でも、母から連絡が来るときは心の中で拒否反応が少しあります。

また世話を焼いてくるのか、単なる事務連絡か、ドキドキするような不快感があります。

まだ距離をとりたい気持ちもあるので、すぐに返信せず、文章の頭だけ通知で確認し、緊急そうでなければあえて放っておくことも少なくありません。

ただ、実際は雑談を振ってきたりすることも増えてきて、心の準備をしてから開いたとたんに肩透かしを喰らうのですが、正直雑談もしたくありません。

娘が心配なのは重々わかるのですが、もう少し放っておいてほしい、と感じることも、まだあります。

雑談に関しては、こちらの雑談に無反応だったことが何回かあり、もう母とは雑談したくないとイジケてしまっている自分もいます。

雑談のネタとして盛り上がるだろうと母のLINEに送ったはずの動画の共有リンクやネット記事を既読スルーされる寂しさ。

でもそれだけ、「母とならこの話題で盛り上がれる」と未だに期待してしまっている自分にも気づきました。

もう母にそこまでの期待をしなくてもいいように、自分は自分でいろんな人間関係を広げて、母に頼らずに自分の人生を楽しめるようにしていこうと考えるようになりました。

その時は、たまたま母も忙しかったのかもしれません。身内のことや家のいろいろのこと、連絡も常に溜まっていたんだと思います。

でも、既読スルーされたその日かその翌日に、母から雑談が振られてきたときの驚き。

悲しくなりました。

その話題する前に私のやつに何か反応してよ、と思いました。

諸事情により、母はLINE以外のアプリでも私とメッセージのやり取りをしており、その時母は他のアプリで雑談してきました。

私はそっとLINEの雑談を消しました。

今度LINEを開いた時に気まずいのが嫌だったし、既読スルーになった状態を見るのも嫌だったので…

でも不思議ですね。消したのに、今こうしてはっきり覚えてしまっています。

それだけ、こんな小さなことなのに、許せていないんだなと思います。

「この話の返事もしてよ」と言えたら終わってたのかもしれません。

でもそれも言えませんでした。

多分、今なら言えます。

でも当時は、今ほど心のエネルギーがなく、要領も今より悪かったので、言えなかったのも仕方がないと思います。


母との関係は、物理的に距離を取るだけでなく、もっと時間をかけて解決していくことなんだなと実感しています。

母を責める気持ちもありませんし、私自身も責めないようにしています。

自分の中での過去の捉え方、母の捉え方にじっくり向き合い、私の中のしこりは私が解決していこうと思います。

もちろん、母と絶縁なんて考えていません。

しかし、私が距離を取っている間、母には母自身の両親、つまり祖父や祖母との関係について取り組んでくれたらいいなと願っています。

ゆくゆくは、母と私が自然な距離感で、安定した関係にできたらと思います。


久しぶりの投稿でしたが、長々と失礼いたしました。

それでは、今日はこの辺で。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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