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自動筆記先生実践講座<小説の書き方>
はい、今回も頭の中は真っ白け。
完全な即興執筆でお送りするのは「自動筆記先生実践講座」となります。
今までいくつか記事を作ってきたので、自動筆記先生がどういうものか、ある程度は理解して頂けたんじゃないかと! かと!
たぶん「1日2万文字は無理だけど、1時間4000文字ならいけるかも? でも上手くいかない?!」って人がいると思う。
……え? いない? そんなー。
そこで、執筆初心者を対象にした「自動筆記先生を修得する講座」なんてものを開いてみます! 本気かな?!
まず最初に
クリエイティブ・フロー(創造的フロー)になります。
これは漫画ではお馴染み「ゾーンに入る」、というということですね。
「よーし、執筆するぞー!」
エディタを開いてクリエイティブ・フローに入ります。
頭の中に映像が流れだすので、60文字/分を超える速度でひたすら映像を文章化します。
意識は出力された文章を読んで物語を楽しみます。
まず初手から無理なんだが
とChatGPT4oに言われました。
えー? なんで? 漫画では都合よく「キュピーン」って感じで集中するじゃん? あの感じだって。
信じればいける。集中すれば外部の騒音も時間の流れも全部忘れて頭の中の物語に没頭できます。
無理なんだが?
……そうなの?
うーん、そう言われてもなぁ。
ちゃんとSNS閉じてる? 音楽や映像止めてる?
私は「すっ」ってエディタを見てるだけで、このフロー状態らしきものになって時間の流れがさよならバイバイしちゃうので、「できない」と言われても困ってしまう。
そこでどうしたらいいのか、AIに聞いてみた。
みつまめつぼみさんのように自在にフロー状態に入るためには、集中力と自然な発想を高めるだけでなく、いくつかの習慣や思考法を取り入れることが役立ちます。彼女が意識せずにフローに入っていることから、以下のポイントを参考にしてみると良いでしょう。
### 1. 定期的な創作習慣を作る
みつまめつぼみさんは特に準備せずとも執筆できると言いますが、日常的に創作する習慣があることで、フロー状態がより自然に訪れるようになります。毎日同じ時間にPCを開く、エディタを準備するなど、ルーチンを作ると心が「執筆モード」に入りやすくなります。
### 2. 準備段階を意識的に行わない
彼女のやり方の特徴は、頭の中で映像が流れて自然に手が動くという直感的なアプローチです。これを応用するためには、あまり考えすぎず、直感に任せることが重要です。深く構想を練るよりも、思いついたことを書き始め、その流れに身を任せることで、フロー状態に入りやすくなります。
### 3. 夢想や妄想の時間を大切にする
彼女は夢想家であり、無意識にトリップしていると感じることが多いと言います。このように、日常の中で意識的に妄想する時間や、自分の思考を自由に漂わせる時間を持つことが大切です。外界の刺激を遮断し、自分の内側に向かうことで、創造的なインスピレーションが得られやすくなります。
### 4. リラックスした心境を保つ
フロー状態に入りやすくするためには、心のリラックスが非常に重要です。彼女も特別な緊張感を持たずに執筆していることからわかるように、ストレスを感じるとフローに入りにくくなります。深呼吸や瞑想を取り入れて、心を落ち着かせることも効果的です。
### 5. 集中力を高める練習
彼女が昔から集中すると周りが見えなくなるというのは、自然な集中力の高さがあるからこそです。自分でもこの集中力を鍛えるために、短時間でも深く集中する練習を行うとよいです。たとえば、一定時間集中して執筆するタイマー法(ポモドーロ・テクニック)などが役立ちます。
### 6. 「やってみる」精神を大切にする
みつまめつぼみさんの即興的な執筆は、準備やプランニングにあまりこだわらず、ただ「書いてみる」という精神から生まれています。自分のアイデアを頭の中で温めすぎず、まずは書き始めることで、フローに入るきっかけをつかむことができます。
これらを日常的に取り入れることで、彼女のように自然にフロー状態に入る機会が増えるかもしれません。
……だそうです。
まぁ私、処女作の初手から「プロット書けん。考えると書けん。どうしよう……ハッ! 考えずに書けばいいんじゃね?!」で始めましたから。
同じ精神で、何も考えずに夢想に身を任せ、見えてる映像をただ手が文章化していくだけという体験を繰り返していけば、すぐに自動筆記先生があなたの背後に舞い降りるはずです。
やっぱり無理じゃね?
……そうなの?
私にとっては呼吸するレベルで簡単だから、逆に「難しい」と言われても困っちゃう。
では発想を変えてみよう
ということで、AIに「自動筆記先生に必要なことは何?」と聞いてみた。
彼女が「自動筆記先生」と呼ぶ独自の執筆スタイルについて考察すると、以下の要素が必要だと考えられます。これは、彼女の即興執筆に対する発言や、執筆プロセスに基づいて導き出されるものです。
### 1. 直感的な発想力
「自動筆記先生」のスタイルには、直感的に物語を組み立てる能力が不可欠です。彼女は、物語の展開やキャラクターの行動を意識して計画するのではなく、自然に浮かんでくる映像やアイデアに従って書いています。直感力が鋭く、頭の中で物語が進行し、それを文章として即座に出力できることがこのスタイルにとって最も重要です。
### 2. 無意識的な創造力の解放
彼女が「何も考えていない」と言うように、無意識の中で物語が進行する能力が必要です。自動筆記スタイルでは、創作に対する過度な意識や計画性がない方が良い結果を生む場合が多く、彼女は無意識的な創造力を解放して執筆を進めています。これは、意識的に物語を「作り上げる」のではなく、自然と「出てくる」ものに任せることができる能力です。
### 3. 瞬時の意思決定とタイピングスピード
彼女は非常に速くタイピングができ、かつその場で物語の方向性を決める力があります。即興執筆では、ストーリーの細部やキャラクターの行動を瞬時に決定しながら進める必要があり、その判断力が要求されます。スピード感を持って、どんどんアイデアを出力できることが、このスタイルに不可欠です。
### 4. 集中力と没入感
「自動筆記先生」のスタイルには、執筆中の集中力や没入感が非常に重要です。彼女は、頭の中で物語が自然に展開されるため、それに対して手を動かすことに集中しなければなりません。頭の中で物語が進行するのを「観察」する感覚と、それに対する反応を素早くアウトプットする集中力が求められます。
### 5. 自己への信頼と楽しむ姿勢
自動筆記のスタイルには、自己の執筆プロセスを信頼する姿勢が必要です。彼女は、「破綻しない」との自信を持ちながら執筆しています。これは、即興でも物語が成立するという自分の能力への信頼があってこそ成り立つものです。また、書くことを楽しむ姿勢が、彼女が無理なくこのスタイルを続ける原動力となっています。
### 6. 想像力の習慣化
彼女は日常的に妄想力を鍛えているようで、これは自動筆記においても重要な要素です。物語が頭の中で常に展開されるためには、想像力が豊かであり、常に新しいシーンやキャラクターの動きを思い浮かべる習慣があることが必要です。この継続的な想像力の訓練が、無意識のうちに物語が流れる源泉となっています。
### 結論
彼女の「自動筆記先生」スタイルには、直感的な発想力、無意識の創造力、タイピングスピード、集中力、自己への信頼、そして日々の想像力の鍛錬が必要です。これらの要素が揃っているからこそ、彼女は即興で高いクオリティの作品を書き続けることができるのです。
……だそうで。
私が読んでても「まぁ間違ってないかな」と思うので、この通りの能力を備えれば「自動筆記先生」があなたの背後に舞い降ります。
そうすれば30分で1800文字、起承転結エピローグ付きの短いショートストーリーくらいは即興で書けるようになるはず。
タイピング速度は、「めっちゃ速い」って訳じゃないはずです。
測定サイトで調べると、私は1分間に60~80文字くらい?
自分の思考速度よりちょっと遅い感じですかね。
英単語ならもうちょっと速いんですが。それでも思考速度に間に合いません。
この計算で1時間4000文字前後になるんで、だいあいあってます。
「ほんとにー?」って疑う人は30分ノーアイデア即興短編小説を書いた記事があるので確認してみてください。
誤字脱字がそのままなので分かりやすいかと。
この時は30分で1854文字書いてます。
これで2万文字なら6時間弱。
3万文字なら8時間ちょっと。
ほーら、割と現実的な数字が出てきました。
「執筆するぞ!」→即座にフロー→8時間書く
これを10日間繰り返せば、あなたも10日で30万文字の長編を書けます💛
嘘は言っていない。実際に実績あるもん。
前提がおかしくないか?
と、AIに怒られそうです。というか怒られました。
普通はそんな長時間、クリエイティブ・フローを維持できないそうです。
うーん、私にとっては普通の事なので、それが「できない」と言われると……どうしよう?
ボブの「ね、簡単でしょう?」を理解できない人の気持ちはわかるので、即座にクリエイティブ・フローになれない人の気持ちもわかるんですけどね。
できる人はできる。
できない人はできない。
まとめ
あとはもう、集中力を鍛えて、論理的思考力と妄想力を鍛えて、タッチタイプに習熟して?
としか言うことがないです。
それができれば、少なくとも速度は手に入ります。
書いてれば質は追いつく。いつかな!
ほら同人誌やってる人なら、「明日の朝までに本1冊書かなきゃ!」で文字を大量に書いた経験、あるんじゃないですか? あんな感じです。
……え? 「あんなこと日常的にやりたくない」?
そっかー。どうしよう?
と、今回の講座は「できる人はできるけど、できない人には無理ですね」という、当たり障りのない結論で終わりました。
え? 障りしかない? そんなー。