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HOPELESS ROMANTICKER バンドをやりたい奴は絶対に読んどけ‼️Vol.09

メンバー選びの重要点

さ、最強最高のメンバーを見つけにいこう!
 
野球もサッカーもなんでも役割分担がある。ピッチャーばっかり集めても強くはなれない。バンドも同じ。ドラマーを4人集めてもなんの意味もない。
そんなことわかっとるわ!って?
ところがそうでもないんだよな〜

バンドメンバー探しは、もちろん自分のパート以外を探していくわけだが
必ず君のデモ音源を作成し、文章化したバンドのビジョンと成功の定義をいつどこで誰と出会ってもすぐ送れるよう、渡せるようにしておく。

メンバー選びは妥協してはダメだ。
特に、ベースとドラム。リズム隊が悪いと何をやってもダメだ。

☆ドラマー

最近はドラマーがいないのにバンドと名乗るケースもあるが、ドラマーがサポートなのにバンドって言える?とは個人的には思う。(GLAYさんごめんなさい)そしてこのドラマーって人種が本当にいない。いても下手くそか、クズが多い。YOSHIKIみたいなドラマーはほぼいないし、どちらかと言うと付いていく系が多い。それ自体は悪いことではないが、色々とだらしないか、自分に優しい奴が多いという偏見に満ち溢れているって誰かが言ってた。。。。
曲作んないケースがほとんどだからな。
良いドラマーを見つけたら絶対にゲットだ!
<世界中のドラマー、ごめんなさい!>

 うちのドラマーは最低最悪だった。すぐ捕まるし、借金するし、カルトに入って、その仏壇の中にエロDVD収納するし(これは逆に安心した)、歯は取れるし、インタビューで「将来どのようなビジョンをお持ちですか?」と聞かれたら、「プロレス関係に行きたい!」って答えるし、、、、が、人気があった。愛嬌ってやつね。

☆ベーシスト

 ちなみに良いベーシストも滅多にいないから見つけたら何としても欲しいとこだな。ベーシストは異性トラブルを起こす可能性が高いから、そこを許す寛容さも大事よ。とにかくモテるからな。
君本人がベーシストの場合は、とにかくドラムとの相性を重要視するように。
ここが合わないとレコーディングの際にとてつもなく苦労するから><
俺のバンドは捨てバンドで見つけてからの付き合いだがとにかく見た目も良くて、上手かった!俺が作る楽曲に理想通りのベースラインをつけてくれて、ドラマーに指導したりもしてくれて助かったな〜ちなみに移動の車提供&運転までやってくれてたな。最年長だったのもあるが、頼りになるやつだった。最強のヒモだったがな、、

☆ギターリスト

そしてギター。ギターリストは腐るほどいるから見つけやすいが、ギターリスト人口自体が減っているそうだし(ギター購入者の95%が練習が嫌で弾かなくなるらしい)、ギターソロが入った曲が減少しているし、ギターソロの意味がわからない、練習が難しい、などと言われてますが、(いや、そんなことはない!Awesome City Club / 勿忘のギターソロは秀逸だぞ!)ギターリストはなんて言われようがやっぱりバンドの花形だ。
技術があるに越したことはないが、どちらかと言うと、センスとオーラが欲しいとこだな。ボーカルの次に分かりやすく耳に入る音だからな。楽曲に彩を添えるし、曲を作る場合が多いが、わがままであるケースが高い。とにかく音をデカくしがちだから手綱を握れるかが勝負だな。
 うちのギターリストは結成2年後くらいに逮捕されてしまい、その当時のローディー(セッティングやらを手伝ってくれる人)がそのまま後任のギターリストとなった。二代目ギターリストは、センスも花も無かったが、変態という個性があったし努力家だった。公務員家庭の生まれらしく、無理しないとロック感を出せないやつだった。そして筋金入りの変態だったな。努力の人だったが鬼のようにリズム感がなかった、、、
君がギターリストの場合、後でも書くが、音量を意識することができるギターリストはプロっぽいよな。基本的には観客はメロディーを聴くわけだが、そこにギターのどでかい音量のアルペジオやバッキングなどはいらないわけよ。出るとこ出して、引くとこ引くっていう機微がわかるギターリストになってくれ。素人のライブで辛いのが大体これだから。ギターがギャンギャン弾いてボーカルの声が聴こえない!ってね。

☆ボーカリスト

最後にボーカル。

なんと言ってもこれだ!一般素人はボーカリストの声、メロディーしか聞かないし、デビューするのもボーカルだけってこともあるくらい、バンドの顔だ。ここだけは死んでも妥協するな。
歌の上手いやつは山ほどいる。君の世界観にあった声質を持った天才を見つけろ。ピッチ(音程)の良し悪しは練習である程度ならどうにかなるが、声質は無理だ。生まれ持ったもんだから。
よくカラオケで歌の上手い人いますが、ステージで人を惹きつけるのとは全く違う素地が必要だから。
もし君自身がボーカリストであるなら、生歌を録音して客観的に聴いて、あまりパッとしなかったらやめとけ。100%売れないから。それくらい声は大切。例えばJUDY AND MARYのyukiちゃんなんて、彼女を活かすための曲作りや、アレンジが徹底して考えられている。
素人バンドのライブでよく観るのは、ボーカリストの声質に合っていない楽曲や、そもそもキーがあってない曲で戦っている光景。楽曲は武器だ。武器が弱いと勝てない。例え面白バンドで行くとしてもボーカルは大事だ。下手したらボーカリストさえ良ければ売れる可能性だってある。それくらい重要なファクターとなる。

 君はリーダーである可能性が高いと思うから、重要な要素を伝える。
とにかく君だけは客観的にバンドをみろ。
ギター、ベース、ドラム、もちろん全てが大事だ。だが、君たちを知らない人たちが君たちのファンになるわけだ。最初は君たちのバンドのこと何一つ知らないんだよ。その中で一番最初にその人に触れる音は、かなりの確率で声だ。メロディーだ。
中には、ギターの音がいいね!ベースのグルーブがいいね!って人ももちろんいるだろうが、少数意見かつ玄人意見すぎる。
ボーカリスト以外が下手でもダメでも売れる可能性はあるが、ボーカリストがダメで売れることはない。
この時大切なのは、上手い下手ではない。ボーカリストとしてお客にまっすぐ伝えられる声を持っているかどうかだ。どうか、ボーカリスト選びだけは時間かかっても妥協するな。そして見つけたら死ぬ気で口説き落とせpart2だ。

ボーカリストには、大きく分けて2種類いると思う
・ピッチもリズム感も良く上手いタイプ
・何だか聴いてしまうタイプ(上手さの超越)

前者は練習でどうにかなるが、後者は生まれ持った才能だ
後者を見つけたら即買いだ!


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