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選択的夫婦別姓の問題点~氏、姓は伝統であり、夫婦同姓は慣習である【苗字帯刀と明治の法改正】(2021年10月26日)


*前回の動画と、今回引用させていただいたコメントはこちら

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*いただいたツイッターコメントはこちら

*今日の内容

■今日の結論
日本は、一般家庭であっても姓や氏があった。

■現行法=夫婦同姓の由来①
明治時代、当時の慣習に合わせて、従来の家名を、近代以降夫婦の同氏(姓)とした。

■現行法=夫婦同姓の由来②
・明治9年の太政官指令では、夫婦別氏(別姓)を適用したが…、社会的には妻が夫の氏を称することが慣習化していた。
・明治31年に、当時の民法で夫婦同氏(同姓)とされた。

*実際の慣習は、夫婦同氏(同姓)が一般的であった

■現行法=夫婦同姓の由来③
・西欧を参考にしようとしたが…、
結局は、国内の慣習が優先された。

■現行法=夫婦同姓の由来④
・江戸時代には、苗字帯刀、私的な範囲で氏、姓を名乗るなど…、
氏や姓を名乗る慣習は一般庶民に浸透していた。

■現行法=夫婦同姓の由来⑤
・明治以前、女性が社会的な表舞台に出ることはほとんどなかった。
・故に、夫婦というユニットを、社会的に表現する必要性がなかった。 
・そのため、氏や姓について…、
同氏、別氏といった概念がそもそもなかった

■現行法=夫婦同姓の由来⑥
・江戸時代、1801年の「苗字帯刀禁止令」は、それまでの原則禁止が形骸化しつつあったためにあらためて出されたもの
・禁止令を出さなければならないほどに…、
氏や姓を名乗る慣習が浸透していた
*チャンネル主は、「定着」と言っていますが、
「定着」は言い過ぎでと思います。

■結論
・氏、姓は日本の伝統である。
・夫婦同姓は日本の慣習である。

■参照情報、素材もと
名字の歴史と由来。自分の名字はいつから始まったのか?
2.5 江戸時代の苗字

法務省:我が国における氏の制度の変遷

苗字帯刀

北条政子

源頼朝


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