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資産運用 個人年金を続ける理由

全く知識の無かった8年ほど前に保険会社の個人年金を契約した。知識は無いが、何となく老後に向けてちょっとでも貯めたいと考えていたところ、ちょうど大学時代の友人の奥様が某大手生保に勤めており、毎月2万円の積み立てをあっさりと契約した。当時、さらに利率が悪くなる前の駆け込み契約で、年末調整時に税控除もあり、毎月半強制的に貯められるシステムは、無知な自分にとっていいものと捉えていた。

もし、誰かに生保の個人年金に関して相談を受けたら、全力で止めるだろう。今となっては当時の自分をぶん殴ってやりたいが、この個人年金のステップを踏んだからこそ資産運用に目を向けることができたのかもしれない・・・と失敗を認めずに痛々しく前向きな態度を取る自分であり、無理やりメリットを挙げてみる

  1. 税控除 月2万、年間24万円の入金で、所得税と住民税で毎年6800円の控除、年間3%程度の単利商品と考えれば・・・最低限のお得感はある。

  2. 後5年程で、返戻率が100%ととなり、現金貯金が300万程度にはなる。

  3. 現在、現金貯金率がまぁまぁ低い自分にとって、日本円を無理やり貯めることにより、株価暴落時の購入資金とすることもできる。

  4. 解約予定の5年後に住宅ローン金利が上がるようであれば、投資に使わず繰り上げ返済に回すことも可能

  5. 解約予定の5年後に、2万円の引き落としが無くなる=給与の手取が2万円増える感覚になる。

  6. 資産形成の第一段階でもある「先取貯蓄」のきっかけになる。

・・・3以外、NISAとidecoが上位互換となる制度で存在し、理由を挙げても改めて弱いなぁと認識する。一応すでに両者とも取り組んでいる自分なので、毎月の積立て3本柱として、あと5年は何とか前向きに取り組みたい。ちなみに、新たに契約を考えている方がいたら、素直に辞めてNISA or idecoにしましょう。


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