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資産運用 個別株のススメ

最初に書きます。投資は自己責任でお願いします。

競馬歴30年の自分にとって、投資信託の毎月積み立て運用を続けていると、「つまんねーな」と感じてしまった。そこで、個別株にも手を出すのは必然だったといってよい。自分が選んだもので儲かることの悦びといったら・・・脳汁が出まくってしまう。全く知識がないまま始めたにもかかわらず、数多くの外れの中に大当たりがあったことにより、今も投資信託とともに個別株投資も続けられている。

個別株はギャンブル。結局2択。知識の無い自分はそんな認識を抱いていた。約2分でお金が0円になる競馬と比較すれば、暴落でも5%や10%なんて大したことないと、下落、暴落への耐性スキルを自然と身に着けていたこともプラスに働いた。競馬で失った数百万円と引き換えに、常人とは異なる方法での身に着け方だったとしても、株式への投資には必要で役立つスキルだと今でも勝手に競馬へ感謝している。

ギャンブルと勘違いしていた個別株への概念を、根本から覆してくれたのが、奥野一成さんである。偶然YouTubeのテレ東Vizか何かで、豊島キャスターとの対談に触れる機会があり、「ギャンブルでは無いのか」と驚いた記憶がある。そこからすぐに彼の著作「教養としての投資」をポチって拝読した。

読了後、自分の無知さ加減を恥ずかしく思うとともに、個別銘柄の購入に対し、猛烈に興味が湧いたことを今でも覚えている。一週間前の投稿で、セブン&アイHDを1単元のみ購入したことをnoteに記したが、個別株を買う際の基準の一つには彼の言う「一生売らなくてよい企業」かどうかを、自分なりに解釈して〇✖を判断している。

また、株式を購入することは、その企業のオーナーになることというのも、株を購入してからより実感するようになった。上場している企業の関係者全てが、株主のために働いている以上、自分のような底辺0.1トン人間のために、夢、情熱、希望に溢れた、遥かに優秀な皆さんが努力してくれていると想うと、何気なく生活している景色が一気に変わる。株式を購入することで、初めて資本主義とはどういうことか、身につけられたような気がしている。

手数料の低い、広く分散された投資信託をネット証券で購入できている方、それでいて、少しだけ刺激が欲しい方は、まず彼の本を読んでみることをお薦めする。

最後に、投資は自己責任でお願いします。

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