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今の僕を形作っている「歌詞」たち

今の僕を形作っているのは、これまでに聴いてきた曲や読んだ小説たちの声かな、と思うことがある。

僕は自分の生活のふとした瞬間に、あるいは誰かと会話するときやTwitterのタイムラインを眺めるとき、さまざまなことをキッカケにして、自分がこれまでインプットしてきた言葉たちを頭に思い浮かべる。時にはそのまま口にしたり、文字ってオマージュしたりする。

特に、思春期に聴いた歌、読んだ小説の印象は強いようだ。だいたい、ふとした瞬間に思い返すフレーズは中高生の頃にインプットした言葉たちだ。

今回は、いまnoteの画面を開いてパッと思いついた、僕を形作っている「歌詞」たちを紹介してみようと思う。

THE BLUE HEARTS

"誰かに金を貸してた気がする
そんな事はもうどうでもいいのだ"
― 1000のバイオリン

"弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく"
― TRAIN-TRAIN

"ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい"
― 1000のバイオリン

"見てきた物や聞いた事いままで覚えた全部
でたらめだったら面白い
そんな気持ちわかるでしょう"
― 情熱の薔薇

"マイクロフォンの中から
ガンバレって言っている
聞こえてほしい あなたにも
ガンバレ!"
― 人にやさしく

"たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ"
― 夢

"今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く"
― 1000のバイオリン

まずはTHE BLUE HEARTSから。ブルーハーツは大学生の頃によく聴いた。心に残るフレーズが多くて、日常の中でよく口にしたくなるし、実際よく引用する。

本当に、心に刺さるアーティストだよなぁ、と思う。

宇多田ヒカル

"青い空が見えぬなら青い傘広げて"
― COLORS

"I don't care about anything
どうでもいいって顔しながら
ずっとずっと祈っていた"
― Keep Tryin'

"最後のキスはタバコの flavor がした
ニガくてせつない香り"
― First Love

"剣と剣がぶつかり合う音を
知る為に託された剣じゃないよ
そんな矛盾で誰を守れるの"
― DEEP RIVER

他にも好きな曲は挙げたらキリがないけど、とりあえずこの辺にしときます。『First Love』の歌い出しは天才だと思う。

CHEMISTRY

"考えはするけど悩まない 力抜き姿勢よく
光も闇さえも受け入れ 進もう照らす方へ"
― 赤い雲 白い星

"変わってゆくのさ この僕も 世界も
軽く跳ね 体を 確かめよう"
― 赤い雲 白い星

"少し遠いけど 歩いて帰ろう タイルふたつの いつもの歩幅で"
― アシタヘカエル

"「こうして歩いていけば
いつかはちゃんと部屋に辿り着いているんだろうなぁ…」"
― アシタヘカエル

"「こうして歩いていれば
どんなにささやかでも景色は変わってくんだなぁ…」"
― アシタヘカエル

"足踏みせずに 言い訳もせずに
胸に抱き続けてる はるかなヒカリまで一歩ずつ
昨日のボクを繰り返すだけの 明日にならぬように
少しでも踏み出してくことを 誓いながら 部屋まで歩きながら帰ろう
アシタへ歩きながら帰ろう"
― アシタヘカエル

僕が人生で最初に自分で買ったCDがCHEMISTRYの『ONE×ONE』。今回紹介した2曲ともこのアルバムの中に入っている。今でも好きなアルバムだ。『赤い雲 白い星』からのラスト数曲が特に好き。

反町隆史

"言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON"
― POISON〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜

これは誰しも、言いたくなることあるよね笑

松任谷由実

"小さい頃は神さまがいて
不思議に夢をかなえてくれた"
― やさしさに包まれたなら

"カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ"
― やさしさに包まれたなら

"中央フリーウェイ
右に見える競馬場 左はビール工場
この道は まるで滑走路
夜空に続く"
―中央フリーウェイ

母ちゃんが好きな歌手。もしかしたらCD以上に母ちゃんの鼻歌を聴いた回数の方が多いかもなあ。

今では、僕もよく聴くようになったよ。いいね、ユーミン。

Mr.Childeren

さて、続いてミスチル。多分、僕の思想に最も影響を与えたアーティストの一つだと思う。中学生時代一番聴いたアーティスト。

"愛はきっと奪うでも与えるでもなくて
気が付けばそこにある物"
― 名もなき詩

"あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら誰だってそう
僕だってそうなんだ"
― 名もなき詩

"良い事があってこその笑顔じゃなくて
笑顔でいりゃ 良い事あると思えたら
それが良い事の 序章です"
―PADDLE

"時々誰かが僕の人生を操ってるような気がする
誰に感謝していいのかは分からないけれど
僕は今日も生きている"
― PADDLE

"今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
悪くはない きっと答えは一つじゃない"
― Any

"そして僕は知ってしまった
小手先でやりくりしたって
何一つ変えられはしない"
― Any

"誰の真似もすんな君は君でいい
生きるためのレシピなんてない ないさ"
― 終わりなき旅

"秩序のない現代に ドロップキック"
― Everybody Goes 〜秩序のない現代に ドロップキック〜

"退屈なヒットチャートに ドロップキック"
― Everybody Goes 〜秩序のない現代に ドロップキック〜

"人生をフルコースで深く味わうための
幾つものスパイスが誰もに用意されていて"
― HERO

本当はね、まだまだあるよ笑

初期も最近も好きだけど、特に影響を受けていると思うのは『シフクノオト』のアルバムだなぁ。あと『名もなき詩』『終わりなき旅』は死ぬほど聴いた。

B'z(稲ソロ含む)

そしてラストはB'z。高校生時代に最も聴いたアーティストかな。

"もってるもんで やるしかないだろう"
― 主人公(稲葉ソロ)

"時の流れは妙におかしなもので
血よりも濃いものを作ることがあるね"
― RUN

"これは一生の何分の一なのかなんて
よくできた腕時計で計るもんじゃない"
― RUN

"人間なんて誰だって とてもふつうで
出会いはどれだって特別だろう"
― RUN

"「いつのまにか」じゃない
自分で選んで歩いてきたこの迷路"
― ねがい

"どこでも行ける きっと行ける
赤から黄色 白から黒へ
願いよかなえ いつの日か
そうなるように生きてゆけ"
― ねがい

"マイナスかけ合わせて プラスにしてしまえ"
― パーフェクトライフ

"そう 信じる者しか救わない せこい神様拝むよりは"
― 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない

"3年ぶりに話したって違和感ないなんて
意外と僕ら大したもんだ関心しちゃうよ"
― Warp

"でもどうやら ボクはまったくフツーらしい
ということは 何ができるのか"
― 主人公(稲葉ソロ)

好きな歌詞やいい歌詞は他にもいくらでもあるけど、印象に残っててよく頭に浮かぶのはこの辺かな。というか、B'zの場合はフレーズよりイントロが頭に流れることが多いかも。松本さんのギターが歌詞以上に印象的。

終わりに

今回の記事に関しては、正直言って特に伝えたいメッセージはない。僕の青春時代を支えてきた曲、多分僕の思考回路の一部に埋め込まれてるフレーズを紹介してみただけ。強いていうなら、音楽って、いいよね。ってことくらいかな。

たまには自分勝手に、何も考えずに書くのもいいかなーって笑

明日はちゃんと書きますね、とは言いませんけど、今のところ書く気でいます。まあ、考えはするけど悩まず、力抜いていきますね。

明日も、ゴキゲンにいこう。

― 2021.01.28. 充紀

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