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「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」を観て

 星新一さんを始めて読んだのは国語の教科書。うわっなんだこれ!? と軽く衝撃を受けてその当時出ていた文庫を全部集めて何度も繰り返して読みました。大好きな作家で、影響も大きく受けていると思う。その頃、見よう見真似でショートショート書いていましたし(授業中に。勉強もせず)。

 それはそうと、「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」。
 面白いのですが、どの話もなぜか、どこか「世にも奇妙な物語」のような感じになるのが不思議でした。

 星新一作品は確かに奇妙な話ではあるのだけど……「世にも奇妙な物語」の雰囲気とは違うイメージだったのですよね。もっとSF的で、クールで乾いている感じ……なんかうまく言えませんが。「奇妙」というよりは、やはりSFの印象が強い感じ。
 かといって別段、この実写ドラマが原作を改変しているということもなく、むしろ丁寧につくられていると思う。

 ということは、活字と映像の違い、によるものということなのか。やはりドラマの演出のせいなのか。それとも単にぼくが頭の中でつくっていたイメージが異なっていただけなのか……

 同じような印象をもった人はいないでしょうかねえ。


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