世界のディズニーパーク全てに存在するアトラクションが「空飛ぶダンボ」だけなんじゃないかという話
どうも、ほぼ日とは言ったもののちゃんと2日目も投稿できて安心してます、みつきです。
さて今日は「世界のディズニーパーク全てに存在するアトラクションは空飛ぶダンボだけなのでは?」というお話。前々から話したことはあるんですが、改めて合ってるかどうか見ていこうと思います。
まずは逆の世界で1つのパークにしか存在しないアトラクションについて見てみましょ。これは結構あって、東京ディズニーランドだと「プーさんのハニーハント」や「美女と野獣:魔法のものがたり」なんかがありますね。海内でも"このパークにしか無いアトラクションみたいなものはそこそこあります"因みに東京ディズニーリゾートで初めてオープンしたオリジナルアトラクションは(ごくごく一部の例外を除いて)他の国のディズニーパークにオープンすることはないという話があります。恐らく東京ディズニーリゾートは日本の企業である株式会社オリエンタルランドが運営を行っていることによる権利的な問題だと思うんだけど、正確なことはよく分かんないです。
では本題の世界の複数のディズニーパークにあるアトラクションで、果たして本当に全て存在するのは空飛ぶダンボだけなのかという話。そこで世界6つのディズニーパークのうち5つのパークにある惜しいアトラクションをざっと表にしてみました。(名前や内容が違くてもだいたいのコンセプトが同じなら同じ扱いにしてます)
はい。ざっと見ていきましょう。共通しているのはどのアトラクションもカリフォルニアのディズニーランド、ウォルト・ディズニー・ワールド、東京ディズニーリゾートには存在しているということです。これはウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムも東京ディズニーランドもオリジナルのディズニーランドを模倣しているからですね。
そして逆に上海ディズニーランドに存在しないものが多いです。これは上海ディズニーランドは規定のディズニーランドとは異なる独自の内容が多いからです。パーク内に鉄道も走ってませんし、スペース・マウンテンもイッツ・ア・スモールワールドもありません。どこのパークにもありそうなメリーゴーランドやコーヒーカップは勿論ありますが、メリーゴーランドはリアルな馬ではなくファンタジアに登場するペガサスに乗る「ファンタジア・カルーセル」に、コーヒーカップは不思議の国のアリスがテーマではなくクマのプーさんをテーマに「ハニーポット・スピン」となっております。殆どのアトラクションに独自色を出しているのが上海ディズニーランドの特徴ですね。
他のアトラクションも見てみると、くまのプーさんのアトラクション(東京ディズニーランドはプーさんのハニーハント、それ以外はプーさんの冒険)はディズニーランド・パリにのみ存在せず、ピーターパン空の旅は香港ディズニーランドにのみ存在しません。またイッツ・ア・スモールワールドは上海ディズニーランドにのみ存在せず、バズ・ライトイヤーのアストロブラスターは香港ディズニーランドには存在しないなど、なんだかんだどこか1つのパークに存在しないのです。そんな中でも空飛ぶダンボだけは世界の全てのディズニーパークに存在し、さらにどの国のパークでも殆ど同じ内容を体験できるようになっているのです。カリフォルニアの初代ディズニーランドの開園当初(正確にはパークの開園から1ヶ月後)から存在すアトラクションで、まさにディズニーパークには欠かせないアトラクションと言えますね。
そして実は以前は他にも世界のディズニーパーク全てに存在したアトラクションがありました。それが「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」です。パークによって名前は色々変わったり、上海ディズニーランドのものは世界観ごと作り変えた別物レベルになってはいますが、確かに2017年までは世界のディズニーパーク全てに存在したアトラクションでした。しかし2017年に香港ディズニーランドにあったものがクローズして「アントマン&ワスプ:ナノ・バトル!」になっちゃったので全てのパークではなくなっちゃったんですよね。他の古参のアトラクションより比較的早い00年代初期頃から登場したアトラクションなのに世界のディズニーパーク全てオープンまで達成したのは人気の高さが伺えます。
さて今回はここまで。空飛ぶダンボもバズ・ライトイヤーのアストロブラスターも世界に広まるまでの経緯だけで十分語れるくらい面白いので、また別の機会に書こうと思います。ではでは。
〜note限定おまけ〜
記事の途中に貼ったこちらの写真、東京ディズニーランドの空飛ぶダンボよりかなり装飾が豪華ですよね。こちら香港ディズニーランドの空飛ぶダンボなのですが、装飾が豪華なだけでなくダンボの数も東京ディズニーランドのものより6匹ほど増えております。実は東京ディズニーランド以外のディズニーパークだととっくの昔からこちらの豪華な空飛ぶダンボが採用されているのです。ではなぜ東京ディズニーランドだけ未だに古い空飛ぶダンボを使っているのか、ここでは文字数が足りないのでまた別の機会にお話ししようと思います……
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