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三井温熱治療器の歴史

三井温熱治療器には、グレーの四角い形をしたMI-01と、ピンク色の丸い形をしたMI-02と、現在販売している白色の丸い形をしたMI-03の3種類があります。

MI-01
MI-02
MI-03

今回はこの3つの温熱器のそれぞれの違いをお伝えします。

MI-01(グレーの四角い形)

MI-01

MI-01は三井温熱株式会社設立の2年後(1998年)に発売された三井温熱治療器最初のバージョンです。

三井とめ子先生が丼龍堂(せいりゅうどう)を開設した際に使用していた、ヘアアイロンを改造した道具の形を元にして、三井温熱治療器が開発されました。

最高温度は86度まで出て、家庭用医療機器として承認されたものです。

安全で家庭でも安心して使える温熱器の誕生です。

ヘアアイロン
三井先生が使っていた三井温熱器の原型のヘアアイロン

MI-02(ピンク色の丸形)

MI-02は2009年に開発されたMI-01の後継モデルです。

タイマーがダイヤル式からボタン式になり、当時の薬事法基準に則った仕様に変更されました。

MI-03(白色の新型)

MI-03は2014年に発売されたモデルで、白色の四角い形状をしています。

見た目は色以外大きくMI-02から変わっていませんが、設定できる温度が変わりました。

  • 設定1  42℃

  • 設定2  55℃

  • 設定3  62℃

  • 設定4  70℃

  • 設定PRO 86℃

と、PROはMI-02の最高設定よりも高い熱が出ています。

以上が、三井温熱治療器の3つの違いと変遷についての解説です。

現状の法規制の中でこれだけの発熱部の面積を持ち、最高温度が86度を出せる機器はMI-03以外では存在せず、今後も作ることはできません。

三井温熱療法をこれからも続けていくためにも、MI-03を大切に守りたいと思います。

最後に

最後までお読み下さりありがとうございました。

三井温熱の施療を受けてみたいと思われましたら、ぜひ店舗各地の療法院にお越しください。

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