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三井温熱流・足浴術

足浴について

皆様は足浴を体験したことはありますでしょうか?

足浴の例

このように足だけ入浴するのを足浴と言います。ちなみに温泉地によくある足湯に浸かることも足浴のひとつです。

足湯

足浴は入浴することが出来ない患者のための重要な看護ケアの一つで、医療や介護の現場で昔から行われています。

足浴の効果は多くの研究者によって調査・実証されており、睡眠パターン・自律神経機能・精神神経免疫機能への効果が報告されています。

今回は足浴のメリットと、三井温熱流の足浴の仕方をご紹介します。

足浴の効果

足浴は足先を温める事により、体全体の血液循環も良くなります。
また、温まった血液が内臓を流れ血流がよくなると、内臓機能を支配している自律神経の働きが正常化され、自律神経が整うことで体中の機能も正常化されます。

全身を流れる血液中には、栄養分や酸素などのほか、代謝によって産生された老廃物なども混じっています。

これらは本来、尿や便などで排出されますが、血の循環が悪かったりして体外に排出されないと血液中に残り、引力の関係で足に溜まってしまいます。
足に溜まった老廃物はやがて血行を阻害し、様々な病気の元となります。

つまり、足を温めて血の循環をよくすることが、病気を予防するための一つの手段です。

熱さぽーとを使って自宅で足浴

ここからは三井温熱の商品である熱さぽーとを使う足浴をご紹介します。

熱さぽーと

熱さぽーとは、漢方薬を粉末状にしてお湯に溶かして手や足を浸す漢方浴にならい、効率的な足浴をサポートする粉末です。

使い方は、添付のスプーン1・2杯分を足浴に使う容器に入れるだけです。
これに加えて、身体を温めながら足浴を行うとより老廃物の排出が促進されます。

例:宝睡∞おなか用マット

より効果を得るためのポイント

足浴を行う際のお湯の温度は40度前後を目安にすると効果的です。
足をお湯につけることで皮膚の温度はあがり、身体全身の血流量が増加しますが、生体への影響はありません。

お湯の温度は、体温よりやや高めのを目安に開始しましょう。
最初から熱くせずに、途中から好みの温度に調節してみてください。

冬など、気温や室温によってお湯の温度は左右されますので、寒い季節に準備をする際は、40度より少し温かめのお湯を準備するのをお勧めします。
温度を一定に保つのが効果のわかれ目です。お湯が冷めにくいよう工夫しましょう。

足浴の時間は10~20分程度が目安です。
お湯につけた後、個人差はありますが5~10分で皮膚の温度は最高温度に達するといわれ、血行を良くすることができます。

足浴が終わったら

足浴後は入浴同様、血液が温まる影響でのどが渇きやすくなりますので、忘れずに水分を取るようにしましょう。
夏場は特に脱水状態になりやすいので、必ず水分補給を行ってください。

足首には神経、血管、経絡、筋などが密集しています。
足首が固いと、健康にすぐ悪影響が現れます。

足首の緊張を取ってあげると、不思議に手首や首筋も柔らかくなり、肩も軽くなります。片足だけで内側20回以上、外側20回以上回転しましょう。

最後に

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
温熱器以外の商品を今後も解説しますので、ご興味があればフォローをお願いします。