「目標が遠いことは悪いことじゃない」【『僕だけがいない街』名言】
三部けいによるタイムループ系サスペンスの名作、『僕だけがいない街』から、主人公の親友の父親の名言。
あえて印象的な「目標が遠い事は悪い事じゃない」をタイトル&太字にしましたが、この一連の説教の中で刺さるのはむしろその前段階のところ。
この2つかなと思います。
「覚悟」を決めることには何の意味もない
以前、下記のような記事を投稿しています。
ここでも、これをおなじような名言を紹介しています。
「覚悟」を決める
「決意を新たにする」
というのはどちらもそれだけでは無意味で、目標を達成するための具体的な計画・能力・行動が伴わなければならない。という痛い名言です。
「覚悟」を決めてどうする? は、自分が迂闊にも覚悟を決めてしまった時、常に自分に問い直す価値がある言葉だなと思います。
「闇雲に突っ込む」という具体例の否定
さらに、軽率に覚悟を決めてしまった時にやってしまいがちな「闇雲に突っ込む」という具体例も、ここでは否定されています。
「迂闊な覚悟」を防止する呪文としては、これもセットで装備しておきたいところですね。
さらに一方で、目標が遠い事は悪い事じゃないというエールもにじませてくれているのがこのシーンの救われるところで、これによってこの呪文は完成しているな、と思います。
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