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インドネシア・ジャカルタへ⑥~インドネシア経済と日系企業動向~

こんにちは!
光秀マインド足立聖忠です!

インドネシア・ジャカルタの滞在最終日のお話です。最終日は青年会議所の国際事業として座学が用意されていました。
講師として日本貿易振興機構(JETRO)のジャカルタ事務局次長である吉田雄介様にお話をいただきました。

まずはインドネシアの国の概要のお話でした。
東南アジアの諸国が集うASEANの中で最大の人口、GDPをもつ国で、人口も現在世界第4位。その人口も現在急速に増加傾向にあり、人口増による経済発展の恩恵を受け続けている国だそうです。

鉱物的な資源に恵まれ、輸出が大きな経済の核となっているようですが、人口増に伴い国内の労働力強化や国内での高付加価値製品をつくるために現在国を挙げて技術の向上や投資が進んでいるようです。

現在は経済発展の中投資先も多様化しているとのこと。インフラ整備や消費財、サービスの向上、DXへの取り組みなど。その中でも飲食サービスでは、宗教の関係で食べれないものや衣服にも様々な需要が混在しています。日系の飲食店でもメニューを改良したり、ノンハラルやノーポークノーラードにした店舗も一定数存在しています。

しかし、ジャカルタへの事業参入はそう簡単ではなさそうでした。
インドネシアへの外国投資で法人設立する場合には最低資本金が100億ルピアだったり、手続きが複雑だったりするようです。また6つの大きな財閥によってスタートアップ投資も傘下に入っていくようです。他にも2024年度の大統領選や、首都移転計画など国全体で大きな変化が生まれる事象が近年続きます。

成長とエネルギーに溢れた国ですが、まだまだ不安定なこともリスクとして持つ必要はありそうです。

明日はインドネシア国際事業編最終話!番外へでたまたま出会った日本文化について書きたいと思います。

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