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「書くワークショップ」に行ってきました③


「正直に書く」ということ。
今回、初めて出会った作家さんで植村一子さんの「書く」についてのインタビューを読ませてもらった。
彼女の作品は、日記という形態を取り、あまりにも赤裸々に書かれているので、読むとびっくりしちゃう(そこまで書くか)みたいなこともあるそうだけど、「嘘は書かない」「自分の気持ちを表現するために言葉を尽くしてる」そうで、そこまで自分に正直に書かれていると「一子ウォッチャー」という言葉も出てくるぐらいに気になってしまうんだそうだ。

「嘘は書かない」

心にもないことを書くのは伝わってしまう
「ああしてやろう」「こうしたら反応がいいかも」というのはすごく嫌。

心と裏腹なことを書くと、自分も嫌な感じになっちゃうし、それは伝わってしまう。
こうやったらうまくいくなんて方法はない、、、
「コツはコツコツ」

最近のセールスライティングとか見てると、みんな同じに見えちゃうし、その裏の立て付けが伝わってきて、辟易しちゃう、、、

「マーケティング無視していいんっすか」とか、言われるけど。
マーケティングってそもそも何のためにあると思うのか、ってことで。
細分化しちゃったり、ヘンテコに切り出されちゃったりすると違うものになってしまうんだなーと思う。
それは方法であって、目的ではないのに、「3行で落とす」とか、なんすの?と思う。(カスタマーマーケティングという会社にいたので、そんな簡単なもんじゃない、という気持ちもあるのだろう)
マーケティングだけでも、ブランディングだけでも、ライティングだけでも、これさえやればいい、なんて方法はないんだ。
全部やる、ってこと、、、
で、自分はどうしたいかがないと、「これが正解かも」に振り回されちゃうと思う。


あ、話はそれたけど、要は、西村さん的に言うと「どうでもいいわけじゃない」「これじゃないんだよー」という嫌いなものがあることが手掛かりになっているという話。

自分はなにが嫌いなのか、なぜ嫌いなのかを知っておくのは、好きにたどり着きやすい、という話で。

こういう本が好き、こういう文体が好き、の反対の、こういうのは嫌いを知っておくといいよ、という中で、私は「正直さ」というのはすごく自分にとって大事なことと思う。

植村一子さんの代表作はこちら。日記形式になっていて読みやすい






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