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黄色のヨギボー
猫ちゃんへ
今日もすやすやと気持ちよくお昼寝できていますか?
よく眠っているあなたの背中を撫でるのが大好きでした。
今もそうできればいいのに、という思いがとても強いです。
リビングにある大きな黄色のヨギボーは、主を失ってしまいました。
仕方がないのでわたしが横になったり丸まったりしています。
あなたはよく陽のあたる窓側の端っこ、わたしはその反対に座ってよく居眠りしていましたね。
夕方のちゅーるの時間になると私を叩き起こして、
ごはんが入った棚をかわいい前足でひっかくまでがセットでした。
夜になると一緒にテレビを見ながら私の膝の上に座ったり、
ひとりで大の字に寝てヨギボーを独占したりしていたり、
ヨギボーで寝てる私の胸の上にゴロゴロ喉を鳴らしながら乗ってきました。
あの幸福といったら、ほかにありませんでした。
そんなあなたの写真をバシャバシャ撮っていると、
チラッと片目だけあけてわたしの様子をうかがい、
いい感じのポーズをとってくれるのが常でした。
おかげであなたの思い出には困ることがありません。
ヨギボーは少し広くなってしまったけれど、
やっぱりあなたの分の場所はあけておきます。
あなたの昼寝友達、ミツビシより
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