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対病院ケースが届いたので聞いてくれ

わたしは発達障害で特に注意欠陥が強い。
それから自立支援を受けている。

何かをかばんに入れたが最後、本当になくしていないか、どこかで落としていないかなど、次にそれを取り出すときまで強い不安に襲われる。どこに入れたかすぐわからなくなるので、いつもカバンをかき回している。
しかも、何も考えずかばんに手を突っ込むので(どんなに頑張っても矯正ができない)指先を怪我しがちだ。落ち着いて動作ができないので、ジッパーを大急ぎで開閉してお札の縁をグシャグシャにする。

できればものを少なくして生きていきたいと常々思っている。

それなのに、病院や薬局に行くとき必要なものが人より多いのだ。
お財布はもちろんだが、病院専門のデッキとして下記のものがある。
・診察券
・保険証(財布の中で消える)
・お薬手帳
・自立支援医療受給者票(すぐ消える)
・自己負担上限額管理票(すぐ消える)
・処方箋(すぐ消える)
・病院と薬局のレシート
これらを一元管理したいと常々思っていた。
しかも、わたしの特性に合わせたもので、だ。

条件
・開いたとき一覧で何がどこにあるかわかる(視認性のよさ)
・ポケット状の収納ではなく、平たい”面”の収納であること(視認性、手の怪我防止のため)
・チャック以外、できればがまぐちであること(チャックに紙を挟んでボロボロにしてしまうため)
・カードが4枚程度入ること
・できればペンが挟めること(すぐにメモを取るため)

こんな我がままが叶うのだろうかとtwitterに投稿してみた。
そしたらminneにありました。
教えてくれてありがとうねマシュマロちゃん!

見てくれ、全てを満たしている。神か。

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自己管理票がこんなに小さく見える。まるで包み込むかのような大きさ。A5まで入る包容力をなめていた。最高。
お気づきかと思うが、カード入れにカードがすっぽり入ることはなく、きちんと頭が見えるようになっている。視認性が保たれている、最高。しかも横の細い隙間にペンが差し込めるのである。最高。

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これは以前使っていた同じ作家さんの手帳カバー。
お薬手帳がギリギリ入るサイズだったため、自立支援票などが入らなかった。その二回り以上大きい。

処方箋が入る、整理整頓ができる

この大きさである、処方箋、レシートの類だってもちろん入る。
なので、開いて右側を薬局用、左側を病院用と定めておけば紙類の整理整頓にも迷うことがない。しかもペンを挟んでおけるので、お薬手帳に何か書き込みたいときに文房具を探す旅に出なくてよくなった。

何もいうことがない。
わたしの抱えていた悩みは、この商品で全て解決されたのだ。

願わくば色柄と在庫が増え、注文が殺到し、バカ売れして作者さんにガンガン儲かって欲しい。
「母子手帳ケース」という名前に即さない使い方をしている後ろめたさはあるが、わたしと同じような悩みを抱えた誰かへ、この便利さが伝わったらいいなと思い記事を書いた。

8/1現在、紹介した母子手帳カバーLサイズは全て完売となっている。
繰り返しになるが、こんな便利なものがもっと世に広まりバカ売れして、発明した作者さんが超ハッピーになって欲しい。在庫が補充されたらみんな買ってくれ。これは3300円で買える福祉だ。

次回から何がどこへ散ったか悩まず、このケースを持って病院に行けばいい。収納にも困らないし、バッグの中で散る心配もない。破く心配もない。それだけでわたしはめちゃくちゃ嬉しい。

minne - #Lサイズ母子手帳ケース

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