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二段ベッドでやる模様替えごっこ

私は高校を卒業したあとに建築の専門学校に進学したんですが、進学の事に関して考えだしたのは、3年生の春頃でした。
高校時代は自分なりに部活に打ち込んでいたので「引退」の時期が迫ってくるまであんまり進学について考えてなかったので、割と短期集中で考えた記憶があります。

今思うといろんな事に広く浅く興味があって、且つ熟考するタイプではないのがこの時に顕著に出ています。

美容系・ヘアメイク・整体師・インテリアコーディネーター・服飾系・音楽系など、いろんな職業に興味がありました。
で、結局決め方としては「働いてる所がイメージできるかどうか」でした。
そのイメージも「独立して働く未来があるかないか」という可能性を含めてのイメージでした。
その中で一番イメージできたのがインテリアコーディネーターで、それをキッカケに建築の学校への進学を決めています。

その時は未来へのイメージだけを材料に進学を決めましたが、今振り返ると小学生の時、年子の姉と二段ベッドを使って寝ていた時、定番の遊びだったのがベッドを1つの部屋に見立てて、掛け布団やクッションを使ってしていた模様替えごっこ。
掛け布団を丸めて背もたれにして「ここはソファ」とか、クッションをポンっと置いただけで「ここはテーブル」など決めて、お互いのベッドにお邪魔してプレゼンを受ける遊びを夜な夜なしていました(笑)

高校の時も友達のたまり場になっていた私の部屋は「いかにみんなが居心地よくいれるか」が基準になっていて、みんながよく泊まり来たりするのでベッドとソファベッドの両方を自分の8帖の部屋に置いていたりしました。

今も模様替えのような事をするのは好きです。
モノの位置が変わっただけで空気が変わる気がします。
視界が変わるというよりも、自分に動きが変わる事に新鮮さを感じます。
今もデスクではなく、ベッドにだらっと座ってPCを打っています。
今の家に引っ越してきてから2年ほど経ちますが、ずっとちゃんとデスクの上にPCをおいて、椅子に座って作業していたんですが、デスクにベッドの短手がくっついて配置されているのを改めてみた時に
「椅子じゃなくて反対側のベッドに座りながらデスク上のPC触れるじゃん!」と思い、試してみたところなんだか新鮮な気持ちで作業に向かう事ができました。

ベッドの上にビーズクッションをおいて背もたれにしたり、膝の上にクッションをおいてその上にPCを置いて作業してみたり、とやっている事が小学校の時に二段ベッドでやっていた模様替えごっことあんまり変わってないなぁと思います。

私にとって、自分の体の体制を変える事はすごく良い気分転換になるようです。同じ個所にずっと圧迫を感じるのが苦手なのかも。
なんだかんだいって、五感の好き嫌いは昔と変わらないんだろうなぁと思いました。

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