カットワークをやってみよう
こんにちは。
三葉商事のヤマシタです。
毎日、雨ばかり…と思っていたらまだ5月だというのにもう梅雨入りしたみたいですね。
近畿地方では1951年の統計開始以来最も早い梅雨入りだとか。昨年より25日も早いそうです!
雨の日が続きますが、ジメジメを吹き飛ばして、今回はカットワークをやってみようと思います。
布地に刺繍をして、内側や外側を切り抜く手法の事をカットワークと言います。
なぜか蒸し暑いのに裏起毛の生地を使ってしまいましたが…気にしないで下さい。
まず刺繍をします。
布の上にオーガンジーを置いて刺繍したものや、刺繍のみのもの。刺繍のステッチの仕方の違うもの。色々やってみます。
刺繍が出来たら…
カットしていきます!
カットワークに使うハサミはこちら。
先は丸いのに細かい所もよく切れるそうです。
まず、プロの技からご紹介します。
本当は動画で見ていただきたい!
スルスルとハサミが動いてカットされていきます。
気持ちいいくらいにスムーズに、そして綺麗に仕上がっています。
お見せするのはプロの技だけでいいのですが、やってみようブログなので、私も挑戦してみようと思います。私はいつもは刺繍を担当しているので、カットワークは初めてです。プロに教わりながら挑戦します。
まず、くり抜くだけのものからやってみます。
こちらはタタミ縫い。細かく針を落として畳のように埋めているものです。
左の写真のように穴を開け、刺繍糸を切らないように慎重にくり抜いていきます。
刺繍のステッチの違うものもくり抜いてみます。
こちらはサテン縫い。一本の糸が綺麗に並んでいます。
こちらのステッチの方が、1本でも刺繍の糸を切ってしまったらほつれてきてしまいました。難易度が高いです。
次に、オーガンジーを重ねて刺繍したものをやってみます。
裏面から表のオーガンジーを切ってしまわないように注意して、刺繍の真ん中に穴を開け、こちらも刺繍の糸を切らないようにギリギリを切っていきます。
では、次に表のオーガンジーもカットしていきます。
キレイにカット出来ました!
刺繍を切ってしまうとほつれてしまうし、生地が多く残ると美しくないので、ほつれないギリギリのラインで切るのはとても難しいです。
こういう手法を取り入れた商品を作りたい方、一度ご相談ください。
三葉商事には手作業のプロ達がいますのでご安心を。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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