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新年度を迎えるにあたり気合注入

mitsuamiのyokoです。何をどう書こうかと躊躇するうちに令和2年度が終わりを迎えました。一旦現状を振り返ってみようと思います。

1年前は休校真っ只中。子どもの生活リズムと運動量を保つことが自分の目下の課題だった気がします。先が見えない毎日でしたが、それでも一年後このような状態になっているとは想像もつきませんでした。

幸い我が子は健康に日々笑顔で過ごすことができていますが、学校や習い事をはじめとした社会における感染対策で子どものかつての日常は失われました。近所ではここへ来て放課後の公園でもマスクをする子ども達が急増しています。

私はこの状況に危機感を抱いています。

例えば、大人はまだそれぞれの感覚で周囲にあわせてマスクを着用したり外したりしている人がほとんどであり、正直世論が落ち着き過半数がマスクをしなくなるなどの変化があればさっさと元通りになる可能性が高いと思っています。

しかし身近な子ども達を観察していると、この一年で徐々に、そして確実に、マスクが彼らの生活の一部に取り込まれて行っているように見えるのです。外すことを本気で恐れる様子を見せる子もいますし、子ども間でマスクをしていない子は糾弾して当然という風潮も見られます。

大人が「とりあえず今は付き合っておこう」となんとなく取っている行動が社会を形成し、その中で育つ子どもたちにとっては「とりあえず」が「本物」になってしまっているのではないか。マスクは目に見える象徴的な存在ですが、似たような事象が多々起こっていると感じています。

この一年で考えたり発信したり行動したり絶望したり、本当にさまざまな変化が私の中で起こりましたが、すでにアイデンティティが確立されているアラフォーの自分と、日々成長中の子ども達とでは及ぼされる影響の差はかなり大きいはず。子ども達はこの一年で「失った」だけでなく「良くないものを与えられた」かもしれない。少々過激な表現かもしれませんが、今の私はそう思っています。

私自身日々余裕なく過ごしており、具体的に世の子どもたちのために何か大きな行動を起こせているかというと残念ながらまったく…という状況ですが、危機感は常に心の片隅にあります。「問題を見て見ぬふりはしない」と、それだけは決めています。

・・・振り返りと同時に新年度の決意表明となりました。

新年度も子どもを取り巻く環境は決して楽観視できない状況ですが、心折れることなく、見守り、手助けしていく所存です。

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