SDGsはどこへ行った?

こんにちは。mitsuamiのまったんです。子どもの活動制限の見直しを求める署名は、現時点で、約350名の方にご賛同いただきました。

この数字をどう捉えるか、は人それぞれかと思います。一般的には、国を動かすためには1万筆の署名が必要と言われているとも聞きます。

ただ、私たちの思いに共感してくださった方が350名もいらっしゃること、本当に嬉しく思います。大きな会場を借り切ってお一人お一人の顔を見て、お話させていただきたい気持ちです。当面の間は署名活動を続けますので、お近くの方に拡散いただけると嬉しく思います。

さて、前回はレトルトカレーについて語り尽くしたわたしですが、今日は打って変わって

最近話題にならないSDGs

を取り上げたいと思います。読みは、エスディージーズ。日本語訳は「持続可能な開発目標」。

貧困、食料問題、資源の確保、温暖化、気候変動など、人類社会における課題解決に向けた17の目標と、169のターゲット(17分野それぞれの、より具体的かつ細分化された目標)からなるものです。これ、すごいのが、国連の加盟国全会一致で可決されたこと。加盟国一覧を眺めると、いかに画期的なことかがわかります。

そして、目標の達成は法的な義務ではありませんが、国家、市民、そして企業、つまりは全人類が一体となってがんばりましょうね、ということが原文に明記されています。

一時期、政府や小池都知事が芸能人を起用しつつ熱心にPRしていたこと、記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今検索して知りましたがこんなこともやってたようです(このリンク先のニュースに関することだけで語れそう)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000384.000000983.html

SDGsにおいて、私が一番共感できること、それは、

誰一人取り残さない

という理念です。

生まれがどこであっても、どんな経済状況であっても、どの人種でも、病気や障害の有無にも関わらず、全ての人が幸せに暮らせる社会になったら、どんなに素晴らしいことでしょう。

事実、各国では女性リーダーの登用が進んだり(日本は…の話をするとキリがないのでやめておきます)、AIがもはやコモディティ化して生産性向上のための当たり前のツールとなったり、化石燃料の使い方を改める動きが活発になったり、途上国では高い志を持ったスタートアップが次々とイノベーションを起こしています。
グレタさんの指摘は耳が痛いですが、社会は少しずつ良い方向に動いている、という希望を感じていました。私も自分の手で社会を良くしたいので、仕事に打ち込んで行こう。そう思っていました。

しかし、新型コロナウイルスが流行して、世の中はどうなったでしょうか。

未知のウイルスへの不安に怯え
感染してしまった人は自責の念にかられ
感染者や医療関係者には心ない言葉が投げかけられ
会いたい人に会えず
欲しいものも手に入らず
自由に動くことができない。

そして何よりわたしが息苦しく感じるのが、周囲の親しい人たちが、コロナウイルスについてどう考えているかがわからないので、連絡を取ろうとするとき、ものすごく気を揉んでしまうことです。

意図せずに人を傷つけてしまうかもしれない
親しいと思っていた相手との価値観の違いが露呈するかもしれない

そんな不安に駆られ、送りかけたLINEを消すこともたびたびです。
(ここ数日は、反町隆史さんの歌声が無限ループして、頭から離れません。ポイズン!)

人との距離を取りましょう、との呼びかけがなされていますが、大切な人たちとの心理的距離は、広がる一方。
大人の友人が変わりなく過ごしているかも気になりますが、小1の息子と長い時間を一緒に過ごしてきた保育園の子どもたちは、もう、親戚の子のような存在でした。

そんな子たちが、辛い思いをしていないか。ふさぎこんでいないか。

いてもたってもいられず、勇気を出してみんなに呼びかけて、zoomを使ってお話会をしたときの子どもたちのうれしそうな顔は、忘れられません。

一方で、mitsuamiメンバーの周りには、両親が仕事で家を空けている子どもが一日中公園でお友達を待っている、という、胸が張り裂けそうになる事実も存在します。

どんな小さな子どもにも意思はありますが、年齢その他状況によっては、うまく言葉にできなかったり、意思を行動につなげるための術を持っていない。

だから、大人の支援、公的な支援が必要なはずなのに、子どもが社会とつながれる場である学校や園は閉鎖されている。

子どもたちが完全に取り残されているのです。

政治を担う方々には、SDGsを人気取りや一過性のブームで終わらせるのではなく、今こそ、その理念に立ち返ってもらいたいと切に願います。

そして、
皆さんの周りに、取り残されている人はいませんか?

皆さん自身は、取り残されていると感じることはありますか?

ぜひ、私たちに声を聞かせてください。
何の後ろ盾もない、そこらへんの母3人ですが、Twitterで私たちに向かってつぶやいていただければ、一緒に「ポイズン!」って叫ぶことくらいはできます。

では、良い週末を。
署名へのご協力をよろしくお願いします。

http://chng.it/dMvgHLCdh2

Twitter →@mitsuami2020
Facebook→ https://m.facebook.com/mitsuami2020


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