Breaking the back WS 第1回目 2023/8/6

Breaking the back(台本の背骨を折る)は机の上で頭を使って戯曲分析をするのとは真逆の"身体を使った戯曲分析"として凄く有効だなと改めて思った。戯曲を読解するの苦手な方にも凄くオススメですよ。


全ては衝動次第。昨日のBreaking the backやってみて改めて基本に忠実であることだなと思った。とにかく相手を見ること。執着といっても良い。スコットは見ることを"ジャンキー(中毒者)の様に"って言ってた。もうまさにそういうことだと思う。

今日のワークを見てて俳優が手放せば手放す程に観客の想像力は膨らんで勝手に楽しんでくれるんだなと思った。俳優が空っぽになればなるほど観客が想像力を注げる余地が生まれる。ひたすら準備してただただ手放す。ちょっと芝居に対する価値観が変わる体験だったな。

やり方は様々あるけどBreaking the backの準備である①シーン前に知ってることでは「客観的事実」のみに徹底した方が効果的だと思った。役に対する「主観的な解釈」を持ったままそれ手放せないと如実に俳優自身が純粋に相手に影響されなくなるから。
主観が必要なのは③の「役は何を求めているか(need)」のみに抑えるべきだなという学びがあった。役に対してあらゆる面で主観的に考える必要は絶対あるけどシーンでは全て手放す。とにかく身軽に。


"主観的な解釈"は俳優自身が「こうすべき」というアイディアにこだわり過ぎてしまうせいで相手から影響を受け取れなくなってしまうので要注意。"解釈"とは机上で独りでするものではなくBreaking the back後のフィードバックの時にするもの。『まず演じる、そして解釈』。順番を間違えないようにする。

Twitterより抜粋。

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