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質の高いスピーチで英語を学ぼう - Relatable by Ellen Degeneres

相変わらずNetflix依存症のMITSIです。

ティーンエージ男子二人のいる3人家族で一緒に楽しめることって数少ないんだけど、共通して楽しめることの一つにNetflixのコメディ番組を観ることがあります。先週末は子供たちがEllenの RelatableというStand-upコメディを選びました。

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Thanks to:
https://www.netflix.com/search?q=relatable&jbv=80166467

彼女はアメリカのコメディアンとして、トークショー クイーンとして人気を集めていた人。その彼女が何年か前に自分がgayであることをメディアで告白します。その後彼女は持っていた番組を降板させられ、メディアから弾き出されるという大変辛い時期を過ごします。そしてまたここ数年は人気を取り戻し、アメリカメディア界の揺らがざる地位に返り咲きます。私も大好きなコメディアンの一人。

そのEllenにとって世間へ送りたいメッセージというのはたくさんあるのですが、その一つを以下のようにシンプルでわかりやすい英語で話していたので、ご紹介。

自分がgayであることをカミングアウトすると決めた瞬間。ペットで飼っていた鳥の夢を見た時のことを語っています:
I looked at the bird and I said "Don't leave, you are safe in here".
And the bird looked at me and said "I don't belong in here" and flew out.
And the next morning, I woke up and I said "I'm coming out".
...
I had no idea I was in a cage.
(要約:鳥に「ここ(カゴの中)にいたら安全だよ、と私は言ったのに、鳥は私を見つめて、ここは私がいる場所じゃない、と言って外へ飛んでいってしまった。この夢を見た翌朝、私はカミングアウトをしようと決めた。...私はそれまで自分自身がカゴの中にいることに気づいていなかった。)

カミングアウトすると決めた時の心の動き:
We are worried about what someone else is going to think of us....
I had gotten to the point where it was more important for me to feel proud of who I was and live my truth than worry about what other people thought of me.
(我々はみんな他人が自分をどう思うかを気にするもの。でも私にとっては他人にどう思われるかよりも、自分を誇りに思い、真実をありのままに生きていくことの方が大切だと思うようになった。)

そしてこのコメディをしめるときの最後のひとこと:
Whether you are gay, or have dry eye, we are all the same, and we are all relatable.
(あなたがgayであれ、目が乾燥するタイプの人間であれ(ここはジョーク)、私たちはみんな同じなんだ。そして私たちはみんな互いに関われる共通項があるんだよ。)

少し私の主観が入った意訳の部分もありますが、彼女の心を表しているとてもパワフルな言葉です。このスピーチはNetflixの同番組の最後の5分に集約されています。

私自身、自分自身が社会の中で貢献できることについて、また人生の置かれた場所について迷ったり悩むことがあるけれど、世の中の様々な方とRelatableであり、皆Sameであるという思いをいつも胸にお仕事につきたいと思っています。それはガイド業の仕事も、英語を教えるという仕事も、また日本にいる定住外国人の方々をサポートしていくというお仕事についても共通。

Ellenの言葉を胸に今日も頑張ります!