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通訳ガイド養成オンラインワークショップから学んだこと Part2

通訳ガイド養成オンラインワークショップを実施して学んだことをご紹介しています。

前回のブログはこちら↓


1 それぞれの強みがある
2 ほんの少しのプッシュをみんなが必要としている
3 仲間がいるから

今日は2つめ、「ほんの少しのプッシュをみんなが必要としている」についてです。

このサイトを見てくださっている皆さんは、おそらくこれまでに人生でいろんなことを達成されてきたことでしょう。また達成しなかったこともお持ちでしょう。それはご自分の得意とすること、あるいは苦手を克服して頑張ったこと、人生の逆境に立ち、人一倍苦労されて何かを手にされた方、また手にできなかった方・・・。様々なライフストーリーがあるのだと想像しています。

その時のことを思い出してみてください。

手に入れたいけど手に入らない、欲しいものが手に入るまであと少し、でも疲れた、もうどうでもいいかな、という気持ちがよぎる時に皆さんはどうやって辛い状況を乗り越えましたか?その時にあなたを後ろから応援してくれる人、あちらから手を伸ばして待ち構えてくれている人、あるいは叱咜してくれる人はいましたか?

もうだめだーと思った時に誰かがふと声をかけてくれたら、急に元気が出た、という経験ありませんか?そして自分ではもう出し尽くした!と思っていたエネルギーが体中をみなぎることって・・・ありますよね?

今回の通訳ガイド養成講座に参加くださった5人の受講生は、それぞれに頑張って来られた方達。でもあともう少し、というところで足踏みをしていたり、どちらに向かって走ればいいのか迷っている方だったり、現在のコロナ禍にあってエネルギーを持て余しどこかに向けたいと思っている方、などざまざまでした。その方達をほんの少し、本当に少しですが、私が肩を叩いてみたら、皆さんが超特急で走り出した!というのが私の印象です。

それは私が起こした、というよりは、受講生の方の中にあったモチベーションのかたまりを起こすきっかけをこの講座で提供できただけで、実は皆さんの中に元から眠っていただけ、と私は思っています。

皆さんが生き生きとガイドの練習をされる様子や、先週よりもさらにうまくガイドをできるようになったと感じておられるお顔を見れるのは、講師冥利につきます。参加くださった方々に感謝感謝であります。

(写真:フランス領ポリネシアでは毎年各島のダンスコンテストみたいなのがあるらしい。その時のパフォーマンスの様子。それぞれの島が自慢のダンスを披露する感じは、地方の盆踊りとかお祭りの様子と同じ。人間が生きているとこういうお祭りを始め、みんなで集うイベントというのをしたくなるんだなーって、当たり前のことだけどしみじみ思いました。人間どこに行っても同じ、っていうのが私のヨットの旅の学びの一つです。)