見出し画像

社会の変化のスピードと多様性にしんどくなったら

先日、国際理解教育の参加型研修に参加しました。

このSDGsの概念にも関連するところが多い研修で、実践あり学びありのとてもよく考えられた素晴らしい研修で心が満たされる3時間の研修でした。

持続可能な開発目標SDGsエス・ディー・ジーズとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

出典:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

このSDGsを推進する世の中がある一方で、情報社会で時代が超スピードで動き、私たちにとって大切なものがネット上にたくさんある時代をとても目まぐるしく感じている方はいらっしゃるかな。私はその一人です。

私は時代のスピードについていけず、どれが自分にとって大切なものなのか、見えなくなってしまう、あるいは置いてけぼりの気分を味わうことがよくあります。

そんな時に私はこのSGDsの指標に戻る、を実践するようにしています。

自分の今日の行動や言動が明日や来年、3年後、5年後の子供たちが担う社会にどんなふうに影響を及ぼすかを思い起こさせてくれるのが、この指標。

この通訳ガイドの仕事をするとき、この翻訳あるいは通訳を受けるとき、私は社会のどこの部分に貢献することができ、またそれがどんなふうに将来に影響を与えるのかな、とほんの少しだけ思いを将来に馳せてみます。それは大きな未来からすると小さな小さな影響ですが、私一人の行動が、ポジティブなfootprintとなって残るとしたら、この上なく嬉しい。

私の祖父の兄弟は地元でとても慕われていた人物だったようです。その叔父には幼少時代に可愛がってもらった記憶がある程度のお付き合いでしたが、叔父の取った親切な行為が私を助けてくれることが時々あります。(人口の少ない地方だから特にそうなのかも。)そうだとしたら、私の今日の行為が子供やその子供たちにも影響を与えるのだと思え、身の引き締まる思いを味わうのです。

I want to make a difference in the society. といつかアメリカ人の友人が言っていましたが、その言葉は大袈裟ではなく、本当にdifferenceをもたらす可能性は私たち全員にあるのだと実感しています。

昨日は私の誕生日でした。人生半分?完了。残りの半分はpositive impact, difference, footprint が残せる生き方をしていきたいな。