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成功への道しるべ - 人生を変えるために大切な6つのこと

振り返ってみれば、あそこが人生のターニングポイントだった。

歳を重ねていくと、誰しもそんなポイントがあるのではないかと思う。
では、一体どれだけの人が自分から人生を変えるための行動を起こしているのだろうか。

受け身で人生が変わるのはよっぽど運が良い人か、逆にすごく運が悪い人のどちらかでしょう。
運任せだと、それは選べない。

より良い人生にしたいのであれば、自分から行動をしていく必要がある。

今日のトピックは、人生の変え方について。


私自身の経験も踏まえながら、人生を変えるための手段について話していこう。



環境を変える

これは文字通り、生活する環境、仕事をする環境を変えるということ。
同じ家に住み、同じ職場で働いていれば、どうしても今までのリズムの生活をしてしまいがち。

余程意思が強くない限り、環境を変えずに人生を変えるのはかなり難しい。

私自身の話で言うと、
専門学校に入った時、
卒業後にカリフォルニアに留学した時、
豪華客船に乗った時、
医療法人をやめて豪華客船の仕事に戻った時
と大きな人生の転換期にそれぞれ環境をガラッと変えて来た。


自分で望んで環境を変えて来たが、それは今のままではダメだという思いが強かったことが根っこにあった。

高校生までの私は、コンプレックスの塊で、
自分に自信がまったくなかった。


両親が離婚してから実家で暮らすことに居心地の悪さを感じていたことも県外の専門学校へ進むことを決めた大きな理由だった。

環境変える大きなメリットは、今までの人間関係をあらかたリセットが出来ること。
まったく新しい場所に住めば、自分のことを知る人は居ない。

つまり、そこで新たな自分を作って行くことがしやすくなる。


私は、専門学校に入ってからずっと素の自分ではない姿を常に演じていた。
今ではそれが素の自分の一部となったが、
高校までの私を知る人と専門学校以降の私を知る人ではおそらく私の印象が大きく異なる。

時に素が出ることももちろんあるし、
素の自分と演じている自分の境目は厳密にあるわけではなく曖昧な部分が多い。

それでも私はやっぱり演じていると言い切ることが出来る。


昨今の世界では“ありのままの自分”でいること、
“ありのままの自分”を出すことが良いことだ言われ、そのようにして楽しく生きている方も出て来ている。


しかし、私は、“ありのままの自分”とは、成長段階における原始的な姿で、そこで良しとしてしまっては成長が止まると考えている。


人間が持っている欲求には、
人間の三大欲求(食欲・睡眠欲・性欲)に加え、承認欲・生存欲・怠惰欲・感楽欲の4つを合わせて7大欲求とする説や
心理学者のマズローが提唱する5つの欲求(生理的欲求、安全欲求、所属と愛の欲求、承認欲求、自己実現欲求)があるとする説がある。
(欲求については、他にもいくつか提唱されているものがあります。)

個人的には、インテグラル理論の提唱者であるアメリカの現代思想家ケン・ウィルバー氏が著書で提唱している“発達のスパイラル”が人が成長していく中で辿る道なのではないかと考えている。
インテグラル理論の成長過程の説明が今のところ1番しっくり来る。

インテグラル理論の内容については個人ブログで以前紹介しているので、興味がある方はぜひこちらの記事も読んでみて頂きたい。

https://mitsmatsunaga.com/spiral/


ありのままの姿は、この発達のスパイラルで言うとせいぜい5つ目、真ん中の段階でしかないと思う。

ここで良しとしては、人としての成長の半分にしか到達出来ていないということになる。
そこから先へと行く為には、“ありのままの自分”ではないところの成長が必須だと私は考える。

最終的にはすべて含めてありのままの自分へと集約していくことになるのではないかと思うが、人間としての欲求に従うだけではそこまで到達することは出来ないだろう。


原始的な姿からどう成長するか。
高みに届く為には、成長の為に演じる必要があると思う。
それはただ演技をするというわけではなく、
理想とした姿になる為にそのイメージの真似をするのに近いと考えてもらうのが良いだろう。


ハーバード大学のエイミーガディ博士がTED Talkで話した内容の中で印象に残った言葉がある。

エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」


“Fake it, till make it”

これは、成長する上でとても大切なことだと思う。

そして、Fakeを始めるにあたって環境を 変えることはきっかけとしてとても良い。
もし、自分を変えたければ、環境を変えて、演じること。
それが1番手っ取り早いと私は思う。


生活習慣を変える

私たちの日々の行動は、生活習慣に大きく左右される。
何を考え、何を食べ、どんな姿勢でどう生活をするのか。
これらが人体に与える影響はとても大きい。


人間の腸の中には、細菌が1000種類、100兆個も生息していると言われている。
これらの腸内細菌が出す酵素は、人間の体内で作られる神経伝達物質やホルモンと同じ構成だそうだ。
つまり、腸内細菌が出す酵素が人体に、臓器に、脳に影響を与えるということが言える。


私たちが何を食べているかによって腸内細菌が出す酵素が変わる。
また、姿勢によって私たちの体内からでるホルモンの量が変わることも心理学者の研究により報告されている。

※TED Talk エイミー・カディ 「ボディランゲージが人を作る」参照


普段の私たちの姿勢や食べ物が人体に与える影響には無視が出来ないものがある。
逆に言えば、食事と姿勢を変えれば身体が大きく変わるし、脳も変わる可能性があるということだ。

生活習慣が性格を変えるということは間違いなくあるだろうと私は思う。
性格が変わればものの考え方が変わり、
考え方が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、自ずと人生が変わって行くことだろう。

生活習慣を変えることは 簡単ではない。
しかし、ここを乗り越えずに人生を変えることは出来ないだろう。
もし、あなたが本気で人生を変えたいと思っているのであれば、生活習慣を変える努力をすべきだ。


手っ取り早いのは、筋トレをしたり、読書をする時間を増やすこと。
その上で、食生活だったり、日々の行動や言動を変えていけると良いだろう。

1番大変なのは言動を変えることなのだが、
こればっかりは日々意識してやって行くしかない。
ここにも演じることが多いに役立つと私は思う。


会う人を変える

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