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【全市区町村めぐる旅】日本2位の広さを誇る、岩手県。134〜137日目(岩手県宮古市〜洋野町)

こんにちは!みとりっぷです♪

今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!

ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!

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134日目(2022.5.19)

905.魹ヶ崎灯台(宮古市)

岩手本番。宮古市。
何を隠そう、岩手

本州最東端

岩手は北海道に次ぎ、日本で2番目に大きい県である。
その広さは四国地方にも及ぶ。走ってみたらよくわかる、すごく大きな県だ。

緯度は夕張と同じあたり
やっとの思いで見た灯台

灯台まで行くには、徒歩で1時間ほど。
駐車場もそれほど広くない。そこからひとつの丘を越えるようなイメージだ。

本州の突端は、当然4つある。その中で、圧倒的に訪れるのが大変なのがここ最東端。ほかは駐車場からほとんど歩かないところしかない。西だけ行ったことはないけど。

逆に、だからこそ一番達成感があるのも最東端だろう。
岩手のリアス式海岸を経て、東にひらけた海は北海道へ向かうフェリーも見えるらしい。

906.荒神海水浴場(山田町)

続いて山田町へ。
この辺り、走ってみると相当いかつい山道を走ることになる。

3.11に関してはそれほど甚大な被害を受けた様子はないが、だからといって無傷なわけではないだろう。宮城よりはひどくない、というだけだと思う。比較するのも申し訳ないけど。

キレイな海

想像の63倍ほどキレイな海。透明度も高くて、海水浴の穴場スポットらしい。これは泳ぎたくなる。

5月下旬とはいえ、2人だけ泳いでる人もいた。しっかり泳ぐというより、ちゃぷちゃぷしてる程度だったかな。

そしてここで、おじさんに会った。50そこらかと思いきや、78歳だという
は?

30歳を過ぎてから、毎日欠かさず走ってるという。空手も教えてるらしい。やっぱり運動してる人は強いんだ。若いんだ。感服だなぁ、ほんとうに。

909.カッパ淵(遠野市)

さてずいぶん進んで、遠野まで来た。
遠野と言えば、カッパとホップかな。ビールのふるさとというイメージだ。

この先カッパ淵
カッパが釣れるらしい。

カッパが居てもわからないほどに淀んだ川。澄んだ川の方がいいってのが相場だとは思うけど、カッパがいるとなると話は別だろう。汚れていた方が、「まさか...」という心を掻き立てる。キッズならなおのこと。

釣れるかな

近くの施設に行くと、カッパの釣り竿が借りられるらしい。ひたすら、カッパを待つこともできるのかな。

この日は夕方遅かったから間に合わず。
んー、ちょっとだけ、釣り糸垂らしてみたかったかも。

135日目(2022.5.20)

912.やぶや(花巻市)

さて翌日、楽しみにしていたわんこそば。
旅人には高すぎる出費だけど、これを体験しないわけにはいかないだろう。


元祖わんこそば

岩手といえば麺だ。わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺とまとめて岩手三大麺とまとめられる。今回の旅で、すべて味わってやろうという魂胆である。初手はわんこそば。

わんこそばは、ここ花巻と盛岡にある。盛岡の方は東家というところで、どうやらそちらの方が1杯が軽いらしい。つまり、やぶやの方が数字に価値がある。ということにしよう。

記録は64

これでもかと腹を空かせ、挑んだ結果64。なんとも微妙な数字だけど、これが本気なのだ。文句があるならやってからだ。

ちなみに、100を超えると手形がもらえるんだとか。そんなのは影も見えなかった。

わんこそばのスピードは早い。ちはやふるのかるたよりも早い。ぼくは食べるスピードがただでさえ遅いから、正直つらかった。「これはわんこじゃないね」とも言われてしまった。これではただのそば食べ放題ということだろうか。ぐぬぬ。

そばアイス

悔しい気もするけど、無理なもんは無理。わずかな休憩も許されず、止めどなくそばをぶち込まれる。

戦いが終わると、そばアイスをいただいた。以前、広島から自転車で日本一周していたひびきくんと会ったことがある。彼がここで働いてたらしい。その話をすると、なんと社長自らそばアイスを差し入れしてくれたのである。こういった優しさが、旅をしていると本当にしみる。しみるんだ。

64の記録

いやぁ、がんばったよ。
今日ばかりは褒めてやりたいね。

136日目(2022.5.23)

917.紫波稲荷神社(紫波町)

さて、紫波町。
盛岡のすぐ隣のちいさな町。

赤が濃い
おはようございます

たまにある、「なんか好きやなあここ」の神社になった。
緑と赤の強いコントラスト、いいです。

920.スイカガスタンク(滝沢市)

滝沢市まで。ここはスイカのまち。

大きすぎるスイカ

これは目立つ。と思ってたけど、通ってみると意外とそんなことない。

というのも、工場の敷地内にあるからだ。
外からは、ちょっとしっかりめに見ないと、もはや見逃してしまいそう。

低めの空から見てみたい。大きなスイカの畑に見えるのだろうか。

137日目(2022.5.24)

923.八幡沼(八幡平市)

前の日、Twitterに連絡があった。
たまたまぼくを見つけたらしく、会いたいとのこと。ありがたい連絡だ。来るもの拒まずな精神で、誰にでも会っている。

盛岡冷麺と、焼肉をご馳走してもらった。焼肉なんてさ、やっぱり自分じゃそうは行けないから。ほんとうにうまい。ありがたいことこの上なし。

それに加えて「福田パン」のコッペパンを持たせてもらった。それがほんとにおいしくて。盛岡のご当地パン。盛岡へ訪れたらぜひ。

秋田をまたぐ

福田パンで心を満たしつつ、アスピーテラインを走る。雪解けの「ドラゴンアイ」が見られるから、今しかないのだ。しかし、東北はいつまで経ってもどこかに雪がある。本当にカルチャーショックとはこのことだ。

ドラゴンアイ。もう少し待ってもよかったかな
5月の雪原
まだ固い

5月は5月でも、24日。そのうち6月。季節は夏になろうとしているというのに。
埼玉で生まれ育ったとはいえ、そこそこ北上したらこうなっていたとは。恐ろしいことである。

季節外れの雪原は本当に楽しかった。1人なのに、叫びながら走ってしまった。やれやれ。

924.袖山高原(葛巻町)

葛巻町は山間の町。盛岡から三陸方面へ向かう道中といったものだ。

モー。

ウシさんたちはのびのびしている。写真を撮っていたら、レストハウスの方に声をかけられた。

写真をうまく撮りたいらしい。ぼくなりに丁寧に説明したけど、多分そんなに興味ない。きっと、この道を通る人も、止まる人も珍しいんだろうな。

つめたくていい

旦那さんが亡くなり、バイトの子と小さく続けているらしい。冬場は雪で営業できないから、冬眠のような状態になるとのこと。話を聞くだけで元気が出るような人だった。最愛の人を亡くして強くなったのか、はつらつとしていた。すごくかっこよかった。

モー、モー。

ウシさんたちは毎日移動してる。その日の草を求めて、微動しつつ生活するとのことだった。
レストハウス目の前にみんないた、この日は珍しい。色々とラッキーだった。

時々ライダーが来て、彼らの中には再訪する人もちらほらいるらしい。みんな奥さんを連れてくると言ってた。

なるほど、納得だ。ぼくも、また来ます。その時は2人で来ます。

925.龍泉洞(岩泉町)

山を越え、岩泉町へ。

龍泉洞といえばわかる人もいるだろう。日本三大鍾乳洞のひとつである。

深い深い地底湖

底抜けの透明度だが、底はよく見えない。ひんやりとした洞内には、いくつか大きすぎる地底湖がある。これが見ものだ。

ここへ来るのは人生二度目。おもしろいところは、やっぱり再訪の価値がある。

929.巽山公園(久慈市)

久慈までやってきた。青森は目の前だ。

淡い夕方
空の色

高校生が帰ってくる時間。
この町も落ち着くなぁ。




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