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体で感じて言葉にする、それを積み重ねたい2023年

明けましておめでとうございます🎍

2022年末、紅白歌合戦はご覧になりましたでしょうか。back numberが特別枠で出演いたしました。朝ドラの主題歌『アイラブユー』と、サプライズで『高嶺の花子さん』。審査員席にいた羽生結弦くんの「マジか」が代弁してくれたこの驚き、喜び。おかげで最高の締めくくりとなりました2022年。

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「積極的に関わることでしか、その関係は守れない」

(『おいハンサム!!』)

2月放送のフジテレビドラマ『おいハンサム!!』にて、昔からよく来ていた近所の町中華が閉店するという話の回で、吉田鋼太郎演じるお父さんが言うセリフ。

私事ですが、駅まで出る最寄りバス停と家の間にあった、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も何も言わずにただそっとそこに居続けてくれた大樹が、根こそぎ引っこ抜かれ、建売住宅にとってかわられてしまいました。

私に何かできたのかと言われれば、きっと何もできなかったでしょう。それでも、失ってからでは遅い。始まってからでは、遅い。

「この頃『平和』という文字が 朧げに霞んで見えるんだ 意味さえ虚ろに響く」

(『時代遅れのRock’n Roll Band』)

最近、ひたひたと得体の知れないものが近づいてくる足音がだんだん大きくなっているように感じます。“得体の知れない”ままでは、きっと後悔する。まずは、得体の知れないものの正体をしっかり把握することから始めたいと思います。

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紅白歌合戦のback numberのステージ。紅白だけの特別バージョンで冒頭アカペラ。「お洒落ではないけど唯一のダサさで君が笑えたらいい」。『アイラブユー』の歌詞の中で一番back numberらしい部分というか、これback numberだよね、というところ。さらに後ろのアンプにはファンクラブ特典のストラップをつけて。そしてサプライズで『高嶺の花子さん』。

紅白歌合戦という大舞台でもいつもと変わらず“らしく”在って、誰に向かって届けるかがブレない。それは、いい曲を作る、曲で勝負する、というところをひたすらやり続けてきたからこそのあのステージで。ほんと、いい表情でした。

「やっぱり思うんだけど、1年も1ヵ月も1日も、ただの『今』ってやつの集合体なんだよね」

(back number 清水依与吏)

誰に何を届けられる人間でありたいか。そのために「今」何ができるか、何をするか。2023年は、「体で感じる」1年にしたいと思います。

良い1年にしましょう。どうぞよろしくお願いいたします。卯年🐇

サトウミキ

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