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中国研修を終えて…中間発表会レポート

10月14日(土)、Wasshoi Lab本社でMiTOHOKU Programの中間発表会が開催されました。5名の採択者は中国での海外研修や日々のメンタリングを通じてブラッシュアップしたプランや今後の動きについてプレゼンしました。

ゲストとして上場企業の経営者をはじめ6名のサブメンターの方が参加され、プログラムの後半戦に向けて学生のプランに対しての助言を行いました。サブメンターのみなさま、お忙しい中のご参加本当にありがとうございました。

ご参加いただいたサブメンターのみなさま

最初にメインメンターの齊藤良太より、研修会や、社員総会など度々訪れるインプット、アウトプットの機会を十分に活かして成長してほしい、またスキルと人間力の二つの軸で成長し、その面積を広げるようにしてほしい、というメッセージが送られました。


続いてはサブメンターの方々によるパネルディスカッション。渡航前の事前研修では3名のサブメンターの方からお話を頂きましたが、今回も3名の方からお話を頂きました。登壇したのは

株式会社ピーバンドットコム (東証プライム上場)取締役 田坂正樹さん
株式会社要 代表取締役 田中恵次さん
株式会社Co-LABO MAKER代表取締役 古谷優貴さんのお3方。

田坂さんのアドバイスは「自動販売機を作って人通りの多いところに置くようなビジネスをしよう」。プリント基板や電子部品のオンライン販売を行い上場を経験した田坂さんは自分の性格に合ったものを作っていくことが長く活動していく秘訣と紹介。まるで自動販売機を置くように、需要があるところに、自然に人が集まるようなサービスを作るとうまくいくと紹介しました。

株式会社ピーバンドットコムの田坂さん

田中さんからのメッセージは「自分たちの半径3mを幸せにしよう」。株式会社要でソフトウェア開発やシステム開発、北海道を拠点とした地域活性化など様々な活動をしています。若い頃にギャンブルに溺れてしまったのを助けてくれたのが今の奥様。あの時救ってもらったように誰かを救う立場になりたいと思っていると自らの経験を共有しました。

株式会社要の田中さん

研究者の道から起業した古谷さん。研究リソースのシェアリングサービスを運営しています。研究に力を入れてきた古谷さんは経営について、臨機応変な対応や理想までの手順の模索など研究とはまた違った力が求められると話しました。テクノロジーを使った事業化を考えている採択者にとっては参考になるお話でした。

株式会社Co-LABO MAKERの古谷さん

続いて開催された採択者5名のプレゼンテーション。中国渡航を経て、理想に向けて実行に移ろうとする思いあふれるプレゼンでした。サブメンターのみなさまからは競合他社との比較や、実装した時の姿、いつからどれくらいの熱量を持って取り組むかなど具体的な質問や助言が寄せられました。


会の最後はサブメンターのみなさんからのご講評。
「自分と向き合いながら事業を考え抜く時間やこの環境を大切にしてほしい」
「未踏、と名の付くプログラムだからこそ、誰も踏み入れたことにチャレンジするという意気込みで頑張ってほしい」
「海外に行ったことで自信を得たように感じた。この調子で頑張ってほしい」など後半戦に向けて熱いエールが送られました。

また、そのまま会場で懇談会が開催され、参加者は食事や飲み物を片手にサブメンターのみなさまに直接質問するなど今後に向けて修正すべき点を持ち帰っていました。これからの参加者のみなさんの進化が楽しみですね!


<MiTOHOKU Programの運営体制>

主催:
株式会社Wasshoi Lab

共催:
manordaいわて株式会社、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社、株式会社日中BHEコミュニケーションズ、株式会社オーナー、国立大学法人東北大学、国立大学法人岩手大学、一関工業高等専門学校

特別協力:
株式会社七十七銀行、株式会社岩手銀行、仙台市、盛岡市、一関市

協力:
一般社団法人EO North Japan主催 GSEA東北大会、NPO法人学生ネットワークWAN主催 学生エバンジェリストアワード、研究コミュニティ ミツバチ

経済産業省
令和4年度 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金AKATSUKIプロジェクト 採択事業

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