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第4回 プロカウンセラーの積読打破 『統合失調症の一族 遺伝か、環境か』Robert Koller (2020). (早川書房 2022) を心理分析する (終)
実際に統合失調症の心理療法を担当してるプロカウンセラーが、統合失調症を抱える家族についての本を読んでみました。 統合失調症を抱える家族のストーリー 本書ではインタビューなどに基づいているのでしょうが、各家族メンバーの内面が詳細に描写されています。このあたりが原題の「アメリカの家族のこころの内」につながります。 「アメリカらしい家族の内面を描き出す」ことが本書の目的であることがうかがえます。 カウンセリングでは本人が直接表現した心情を尊重するので、第三者がまとめた内面描写