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【絵描きの使命】A4ぽっちの世界を作る。【長文つぶやき】

こんばんは、イラストレーターのミトシです。

今日は就寝時間まであと1時間弱自由ができたので、
まただらだら日記として思うことを垂れ流します。

暇だなぁって方は、ちょっと読んでいただけたら幸いです。



イラストレーターとして描くことというと、
大別してふたつに分かれると思います。

ひとつは、「依頼を受けて描く」こと。
もうひとつは、「自分で自由に描く」こと。

依頼を受けたら、「最後まで依頼主のために」描くことが
重要になります。

私はあまり数字にならない仕事の方が多いので、
依頼主がはっきりしないことがあるという
少し特殊なイラストレーターです。

詳しくイラストのお仕事の受注の仕方は
説明できないのですが、大別したらコネなんでしょうね。

でも、見えない依頼主がどんな顔で受け取ってくれるかぐらいは
イメージしながら作品を作っています。

「自分で自由に描く」場合も、
「誰をどうやって、どういう表情にしたいか」を
明確にイメージできた絵、というのは
私自身の体感ですが、良い評価をいただくことが多いです。

「ツバメとカーネイション」

この絵は、とあるコンテストにて最終選考まで残り
色々とご支援を頂いた絵です。

「自分で自由に描いた絵」でしたが、
「この絵を見た人に、5月の薫風を感じて欲しい」と
考えながら描いた細密画です。

実際にはツバメの胸の表現が甘かったり、
後から見ると恥ずかしい部分もあるのですが
周囲から非常に好評で、この絵を軸にしよう、と
決まった作品でもあります。


「依頼を受けて描くこと」は、自由度も低く、
実際には「これでいいのか」と迷うこともあります。


しかし、最近は「ああ、これがいいのか。」と
依頼主の視点に降り立つことができるという体験を
チラホラしていることがあります。


「依頼主が快く受け取れる絵を描く」ということ。
それが「依頼を受けて描くこと」だと、腑に落ちたのです。

あまりに体調が整わないので、絵を描かない日も増えました。

でも、今日描き出した絵は
見た人が背筋を凍らせて、でもどこかに優しさを感じるような
イメージで描いています。

結局は、届いた先で心地いいものを描けるかが
絵描きの本懐なんだと思うのです。

ただ、それだけのことを呟きたかっただけです。

いま描いている絵のテーマは「納涼」。

今回もご精読ありがとうございます。

大したことは書いていませんが、
あなたが読んでくれたのを嬉しく思います。

短いですが、今日はこれで失礼します。

イラストレーターのミトシでした。m(_ _)m

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