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「誰にでも出来る」仕事

先日Twitterで「年収XXXX万のくせにエラソーじゃねえか」みたいな投稿を見かけて大変遺憾()なのでnoteを書いています。暇人か。

好きな漫画紹介してる記事にも書いたのですが、「広告会社、男子寮のおかずくん」という漫画が好きでして。

ご飯が主役の漫画ではあるのですが、お仕事パートも面白くてですね。
弊社は広告会社ではありませんが、結構共感できることもあり気に入っています。
特にお気に入りのエピソードが第1巻の「気分もさっぱりゴミがけご飯編」です。

「経理は誰にでもできる仕事ですよ」
「資格を持っていてルーティンの仕事に耐えられて
 数字の羅列を見てもひるまずエクセルを操ることが出来る人…」
「そんな人なら誰にでもできると思いませんか?」

広告会社、男子寮のおかずくん(1)

Twitterで「ググってコピペでイッセンマン」が流行したとき、大変不愉快に思ったものです。ITエンジニア(というか、プログラマー?)の仕事なんか誰にでもできると言われた気がして。でも、このセリフを読んだときに、「誰にでもできる仕事」なんてないよなと思って勝手に励まされたような気になったのです。

「誰にでもやり方がわかる仕事」と「誰にでもできる仕事」というのは別です。

タクシードライバーの仕事内容はきっと誰にでも分かります。
でも、誰にでもできるわけではありません。少なくとも私にはできません。ご飯屋さんに入ってご飯食べたあと帰る方向が分からなくなるくらいの方向音痴で、見知らぬ人に過剰に怯える超人見知りで、運転ど下手くそなので絶対にできません。

荷物をベルトコンベアに載せる仕事も、「荷物をベルトコンベアに載せる」ことは割と誰にでもできるかもしれませんが、「それを週5で8時間やる」というのは誰にでもできることではありません。

ITエンジニアも同じことです。直面した課題をググって解決することはまあまあありますが、それだけを仕事にしているわけではありません。
というか、基本スキルなのでそれすら出来ない人は論外で、それが出来た上でプラスαがないとだめかな、という風に思っています。

農家にしたって酪農家にしたって畜産業者にしたって林業にしたって製造業にしたって、なんだってそうです。誰にでもやることが分かるかもしれませんが、誰にでも出来る仕事ではないです。

だから、年収の多寡だのなんだので他人を見下すことはできません。
っていうのをTwitterに書きました(笑)

人生で大事な事は大体漫画に教わってきました。漫画素敵。
他にも読んだ漫画を紹介しているのでよかったら読んでみてください。

この記事を書くにあたって漫画を読み直していたらおなかが減りましたのでここまでにします。お読みいただきありがとうございました。

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