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JTCシリーズ

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設立3X年のIT企業に勤務していて思ったことを書いています。
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記事一覧

本当にあった怖いJTCの話(終わらない朝礼)

TwitterやるまでJTCとか知らんかったわ。 Japanese Traditional Companyだそうですけど。 弊社も3X年存続しているのでJTC名乗ってよいかしら。 それとも中小企業はだめかしら。 弊社結構タテ割りとか意識しない社風でして、 他所のチームでやってることを自分のチームにも取り入れる、みたいなことが珍しくないです。 数年前に他所のチームで「朝礼」とでも呼ぶべきものか、 朝イチにプロジェクトメンバー全員集めて会議室にこもっているチームがありました。

本当にあった怖いJTCの話(しわ寄せは上位者へ行く)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第2弾です。 第1弾は以下になります。 今回は両A面です、Aがなければりゃんめn…あっなんでもありません。 1.ヤバい報告こそ早めにPM「この機能の開発を新人に任せようと思うんだけど、できそうかな?」 ぼく「そうですね、参考になる機能もたくさんあるので新人さんでも1週間もあればできると思います」 PM「じゃあ余裕見て7日で引いておこう。最悪その次の週の適用に間に合えばいいかな、あと12日あるから大丈夫でしょ」 ~5日目(金

本当にあった怖いJTCの話(まとまらないチーム)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第3弾です。 第1弾および第2弾は以下になります。 帰属意識を持とう弊社オフィスで作業するAチームと、別動隊として客先常駐しているBチームに分かれているプロジェクトの話。なお、全員同じ会社に所属しています。 Bチームリーダー「この作業、Aチームで巻き取ってもらえませんか?」 Aチームメンバーa「うちらの契約範囲にねえだろ」 Aチームメンバーb「勝手に仕事増やしてんじゃねえよ」 Aチームメンバーa「Bチームのリーダー、マジ敵

本当にあった怖いJTCの話(小噺集)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第4弾です。 過去分は以下になります。 小噺1.丸投げすんな後輩「すみません、今お時間よろしいでしょうか……??」 ぼく「はい、なんでしょう?」 後輩「わからないところがあって……」 ぼく「どこがわからないのかな?」 後輩「何がわからないのかもわからないっていうか……」 ぼく「()」 結論:\なるべくクローズドクエスチョンで頼むわ/ 小噺2.仏の顔も三度まで後輩「すみません、今お時間よろしいですか?」 ぼく「はい、なんでしょ

本当にあった怖いJTCの話(小噺集2)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第5弾です。 過去分は以下になります。 小噺1.仁義なきエアコンの設定温度争い弊社IT企業ですので、いわゆる事業会社では許されないような服装も結構許されてるところあります。 これはとある夏の暑い日の話。 A「エアコン効きすぎなんだけど」 A「首めっちゃ寒い」 A「設定温度26度とか頭おかしいでしょ」 A「ムカついたからエアコン消してやったわ」 ぼく「(26度は頭おかしいといわれなくてはならないほど低い温度だとは思えないし、お

JTCの話(男女雇用機会均等)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第6弾です。 今回はほぼ空想なのでタイトルから「本当にあった」を外しました。 過去分は以下になります。 好きな漫画を紹介しながら自己紹介をするシリーズを投稿していたのですが、そのなかのひとつに仕事と性別について語ったものがあったのでここでセルフ引用します。 元の記事で埋め込んだ以下のURLについてちょっと詳しく見てみたいと思います。 この記事をお読みいただいている方は1~7にそれぞれどう考えるのでしょう。 個人的には、 1

本当にあったあんまり怖くないJTCの話(社内恋愛編)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第7弾です。 過去分は以下から。 たまには平和にいこうかなあということで「あんまり怖くない」にしました。 小噺1.ふたりはひとつ屋根の下弊社オフィスで作業するAチームと、別動隊として客先常駐しているBチームに分かれているプロジェクトの話。 Aチームには奥さんの方が、Bチームには旦那さんの方が居ます。 偉い人「Bチームのやつら全員連絡つかん」 偉い人「メール送っても返事が来ない」 Aチームメンバーa「ペンディングばかりで作業が

あんまりにも怖いJTCの話(窓際族編)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第8弾です。 過去分は以下から。今回物語調です。 むかーしむかしあるところに、高校卒業後機器工場に勤めることにしたAさんがいました。 学歴こそ高卒ですが、彼はその仕事ぶりから周囲に一目置かれていました。 ある日、彼の勤める工場は閉鎖されることとなりました。 同僚がみな失業する中、Aさんだけは系列会社の別拠点で働かせてもらえることとなりました。 新しい拠点に移動してからのAさんは大忙し。 なぜなら、新しい配属先では、Aさん

弊社と売上

何年か前の話。実話ベース。 社長「今期は売上目標に及ばず~(以下略)~」 ぼく「(こんなに忙しく働いてるのにか?なんかおかしくないか?)」 ぼく「(不釣り合いな売上目標掲げてるんじゃないの?) ぼく「(そもそも、毎年採用してる割に社員数増えてないな?)」 ぼく「(ちゃんと調べてみよう)」 調べてみてわかったんですけどね。 弊社、毎年採用した人数と同程度の退職者出してました。 でも、売上目標はギリ達成できちゃうので毎年目標が吊り上がっていたっぽい。 結果、人数増えないま

本当にあった怖いJTCの話(小噺集3)

特にご好評いただいたとかではありませんがシリーズ第9弾です。 過去分は以下になります。 小噺1.ハラスメントは伝播するA「おまえ、30超えてんだからさあ」 A「こんなの、基本中の基本だよ」 B「はい、すみません……」 ~数か月後~ B「おまえ、3年目だよな?新人じゃないんだからさあ……」 C「すみません……」 その後、Aさんは昇進しCさんは辞めてしまいました。 Bさん?席が近い人に「あの怒り方やばい」って言われてましたね。 結論:誰かが食い止めなくてはハラスメントなくならな

新人の育成について考えてた

先日、新人研修とメンターで面倒見ていた後輩が、期待の若手になっていたのを目撃したので、教育担当だったころに何を考えていたのか書いてみることに。 1.なるべく明るく話す ぶっちゃけコミュ障なので相手が新人であってもシンドイのですが。 タメ口で、なるべく明るい声で話すようにします。 敬語でもいいかと思っていたのですが、少しでも威圧的な空気を低減したくてタメ口に。まあ先輩ですし、許してくれ。 どう考えたって他の社員より接する時間が長いし、メンターは「何かあったときこの人では頼り