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タロット占いを始めた

きっかけはこの動画だった。

タロットやりてえ~~~~~~~~~~!!!!!!!

実はこの動画以前にも見たことがあって、そのときはそういう世界もあるんだなあとしか思わなかったのだが、数日前に見たときは「自分もタロットやりたい!!!!」と強く思ったので、今が始めどきだ!と思いタロットを購入してきた。

てかタロットじゃないけど同じく占いをしている人間として、始めて半年強であそこまでテキパキ人を占えるのってすごい。占いって結果を解釈することも大事だし、それをどう相手に伝えるかにも頭使うので、あんなに素早く的確に結果伝えられるの頭の回転の速すぎてビビる。


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カードは動画で村瀬さんも使っている1番ベーシックなウェイト版。楽天で大体2000円くらい。ミニ解説書や収納ポーチもついてきてお得だった。隣の本は1600円で買った。ただ今の時代インターネットに解説サイトや解説動画がいくらでも転がっているので、手元にカードさえあればすぐに占いが始められると思う。

カードの意味については、この解説動画がすごくわかりやすくて好き。

1枚につき1本なので78本動画があるのだが、1本の動画につき大体5分程度なのでサクサク見られてしまうし、途中で区切りもつけやすい。プロの方が解説してくれていて、教科書的な解釈に囚われない解釈がすごく参考になる。最初の数本は絵柄の意味と象意の説明のみだったのだが、途中からケーススタディとしてMCの方が例として質問を投げるコーナーが追加される。これがまた初心者でこの質問にこのカード出たらめっちゃ解釈しにくいなっていう絶妙なポイントを突いてくれて参考になる。


2日ほど触ってみて西洋占星術との違いと似ているポイントをあげてみる。まずは違う点。

・すぐに占いを始められる

これが占い初心者にとって1番違う点ではないかと思う。カードが手元に届いたその時から占いを始められる。西洋占星術だとホロスコープを読むための下準備として覚えることがめちゃくちゃ多いから(12サインの性質、惑星の役割、アスペクト、ハウス……etc)、その日のうちに占えるようになるのはすごく難しい。でもタロットは本や解説サイト読みながらであれば、ド素人でもカードが手元にあればすぐに占えるのが取っつきやすいなと思った。
なので占いを全くやったことない人が最初にやる占いとしてタロットはめちゃくちゃ向いていると思う。

・占える事柄

西洋占星術はマクロで、タロットはミクロだと思う。西洋占星術は生まれ持った性格とか相性、先天的な運命や運勢、長期(大体年単位)の運勢の良し悪しを見ることが得意。これらは不変的なもので、占うタイミングによって結果が変わることはない。一方タロットは日に日に変化しうる人の気持ちだったり、A案とB案どっちにすればいいんだろう?とか今目の前で起こっていること、直近で起こることを占うのが得意だと思う。かなり小回りが利くので日々のしょーもないことも占えたりする。

西洋占星術は小回りがあまり利かないし不変的なものを占うのが得意なので、細かすぎることとか人の気持ちを占うことはあまり得意ではない。でも生年月日と出生地さえあれば芸能人でも過去の偉人でも占える。タロットはミクロなので自分自身や近距離の人間関係しか占えないなと思う。あとあまりにも先の未来を占うのも向いてないかな。3か月先くらいまでしか占えないらしい。

・理論かフィーリングか

西洋占星術は不変的な情報をもとにするから、あまりそのときの自分のコンディションに左右されない感じがある。結構理論っぽいというか。読んでいるときも複雑なパズルを解いているような感覚がある。公式を叩き込んで実践に移るあたりは、算数や数学の文章題っぽさもあると思う。

タロットは偶然性によるものなので、自分のコンディションに左右される感じはある。ものすごく気が散っているときにやろうとしてもダメだろうし。あとカードを浄化してくださいとか、アロマを焚くと場が浄化されていいですよとか、そういうアドバイスもあるので、自分のフィーリングだったりその場の空気感にも左右される占いなんだなと。


次は同じ点。

・世界観

両方できる人はわかると思う!どちらも西洋発の占いなので、背景にある世界観が同じで全く新しいものを覚えている気がしないんだよなー。舞台を共有した別作品みたいな感じ。西洋占星術とタロットを併用している人が多い理由も何となくわかった。片方がわかると、もう片方の世界観に馴染みやすいからなんだな。

例えば小アルカナの4属性。ワンド(火)、ペンタクル(地)、ソード(風)、カップ(水)はそのまんま西洋占星術のエレメントである。それぞれの属性が表す象意も全く同じだった。

あと大アルカナは愚者から始まり世界で完結した後、また愚者から新しいストーリーが始まる……といった感じで話がぐるぐる回っているのだという。これは西洋占星術でも同じで、12星座は人の一生に例えられている。牡羊座は生まれたての赤ちゃん、そして最後の魚座で肉体が滅び魂だけの状態になって、また牡羊座に戻って新しい一生が紡がれていく。すごく似ている。

もっとシンプルな点では西洋占星術で使われる記号が描かれていたりする。例えば女帝のカードには金星のマークが描かれている。金星は愛と美、豊かさの星なので、このカードってそういう意味なんだなと連想することができた。全てのカードがこうはいかないけど!!!!でも共通点があるだけでものすごく取っつきやすくなるんだよなぁ。

少し話はそれるのだが、以前同じ占星術だからと宿曜占星術を覚えようとした時期がある。宿曜で使われている二十七宿は西洋占星術でいう月星座なので似てるじゃんと思ったのだが、シンプルに二十七宿覚えるのがしんどくて挫折した。あと相性とか細かすぎてヤバい。同じ占星術でも西洋と東洋では解釈の仕方が違うから、全く別物なんだなということを実感した。西洋占星術と東洋占星術よりは、西洋占星術とタロットの方が全然近い。


こんな感じで日々タロットを勉強している。特にこれで何かしようとは思っておらず趣味程度なので、のんびりマイペースに楽しんでいくつもりだ。

あと最近占い熱がすごいので、前からずっと受けてみたかった西洋占星術の講座を受けることにした。既に申し込んで入金もしたので、当日を待つだけである。楽しみ!


2021.9.21 追記

ツイッター見てたらこんなコンテンツが流れてきた。

いやこんなタイミング良いことある!?しかも村瀬さんも裕介さんもいてわろた。意味不明なタイミングの良さ。真面目にタロット勉強しろってことなんですかねこれ……。最近サボってるけど。

動画内で村瀬さん「アニメでの共演じゃないかも」って言ってて、バッチリ当たっとる……すご……。

キャラクターザっと確認したのだが、しっかり大アルカナの意味に沿ってキャラ付けされている感じ。どういうタイプのゲームになるのかよくわからないのだが、少しでもタロットの理解の助けになったらいいなと思ったので、とりあえずアプリやります。

あと公式にあるタロ男占いやってみたら「死神」だった。死神は裕介さんのキャラなのだが、なんか裕介さんと縁ある気がするのよなあ……。たまたま出会ったタイミングで「演技良い!好き!」って思った直後にタイミング良くラジオ番組があったとか、朗読劇が決まったとか(しかも席が最前だった)、そんなことが複数回あったので妙にタイミング良いと思うことが多い。

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