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組織中のライムスピロヘータ高解像度3D動画【7/365】

あまりにも毎日の発信が滞っていて、お前は最近何をやっているんだ状態なので日報的にその日に学んだことでも投稿しようと思う。私が今まで苦手としてきた習慣化への挑戦である。

私は基本的に怠け者である。だが怠け者が一念発起してしまった。言ったからにはやらねばなるまい。とりあえず何かしら投稿することが目的なので記事のクオリティは二の次だ。添付している文献を全文目を通せていないことも屡々あるが、とにかく毎日状況報告をする。それだけを目指すマガジンである。



1.最近の関心ごと一覧

いつまでもコロナコロナレプコンレプコンしか騒がないマジョリティには興味を失ってしまった天邪鬼な私の最近の関心ごとを一覧にしよう。

・細菌のCell Wall Deficient 細胞壁欠損型/L型(from 1935)=Pleomorphism 微生物多態性理論(from 19世紀)=Microbian cyst(from 17世紀)=Viable But Non-Culturable 生きているが培養できない(from 1982)

 →「彼等」の大好きなMycobacterium 結核菌/Clostridium 破傷風菌/Streptococcus 連鎖球菌の3大ギャングを人類の血液や細胞にいつから定着/汚染させてきたか?個人的にPseudomonas 緑膿菌も捨て難い…
 →栄養界隈がコルチゾール対策に振り回される根本原因だと確信している。界隈は問題の根源に触れずにサプリを押し売りするだけで、現代医療 カルト集団と同じ穴の狢なので大嫌いだ。

・ステルス適応型ウイルス

 →「彼等」の大好きなヘルペスウイルスFamily(単純 Simplex/サイトメガロ Cytomegalo/エプスタインバー Epstein-Barr)とソークポリオワクチンの関係性:全ての元凶「モンスター細胞」ことHela細胞

  Q.「遅発性ウイルス Slow Virus」と同義な気がする?
  Q. longCOVIDの症状と重複するので関係している可能性が高い?

   参考:Martin WJ. Do Stealth Adapted Viruses Predispose to More Severe and Prolonged Covid-19 Illness? ScienceOpen Posters. Published online May 7, 2021. doi:10.14293/S2199-1006.1.SOR-.PPTYKYK.v1 
   「ステルス適応型ウイルスはCOVID-19病をより重篤かつ長期化させるか?」より⇩
    仮説1)元々ステルス感染していたサイトメガロウイルスをSARS-CoV2感染が活性化させた
    仮説2)SARS-CoV2自体がステルス適応型ウイルス(※オミクロン株が有力)となった

・ソビエト医学の全貌

 →ゲオルグ・ボシャンの「細菌-ウイルス相互移行説」:恐らくソ連流CWD理論
 →オリガ・レペシンスカヤ「細胞新生説」と千島学説の関係性
 →スぺランスキーの「病変における神経の役割」

・アントワーヌ・ベシャンの全訳

 →The blood and its third anatomical element 血液とその第三の解剖学元素の現代語訳/現代目線での再解釈
 →フランス語原著論文を年代順に整理

・ギルバート・リンのnanoprotoplasm unit ナノ原形質単位

Ling G. Nano-protoplasm: the ultimate unit of life. Physiological chemistry and physics and medical NMR. 2007;39(2):111-234.
「ナノ原形質:生命の究極単位」
 →ベシャンのMicrozymian Molecular Granulation 微小発酵体分子顆粒と同一物仮説検証
 →Association Induction Hypothesis 連合誘導仮説?で生きた細胞生理の理論を理解
  :細胞の活動電位の発生はイオンポンプによる化学的浸透圧ではなく 生理学教科書の1ページ目の否定、タンパク質の界面吸着/脱着現象に由来する
   Q. L型菌が本来構造的に低張培地では内部浸透圧で破裂するはずが安定的に構造を維持できる理由ではないか?

忘れられた学説、証明目指す」岐阜新聞 平成28年9月20日朝刊

   Q.生命の最小単位がNPU=分子顆粒(コロイド状タンパク質)にあるのであれば 細胞がNPU/分子顆粒による一過性の構築物ならば微生物の細胞構造の破綻で以て「死滅」とは判断不可能ではないか?
 →「殺菌」/「滅菌」の概念が崩壊しないか?

結核. 1979;54(2):63-70.;p69-70
結核菌の最小単位が細胞ではなく顆粒(=ウイルス)状だと70年代の時点で結核予防会結核研究所は知っていた

Murburn Concept 閉鎖的燃焼構想?の解明

Manoj KM. Murburn concept: A paradigm shift in cellular metabolism and physiology. Biomolecular Concepts. 2020;11(1):7-22. doi:10.1515/bmc-2020-0002
「Murburn構想:細胞代謝および生理学のパラダイムシフト」

 →新細胞生理学:体内における拡散性活性酸素種 Diffusive Reactive Oxygenの役割のパラダイムシフト
  :現代人を"悩ませる"活性酸素こそ体内の全酵素反応の不可欠な仲介者であり、同じ戦略を微生物も利用する
   Q.活性酸素の発生源は宿主側人間の細胞か?それとも潜伏感染した微生物細胞か?
   Q.活性酸素による微小な慢性炎症の概念は病原体の潜伏 ステルス感染を意味しないか?即ち、活性酸素の過剰発生は生体の抵抗の証ではないか?それを「抗酸化」する行為は生体の生理活動の妨害 あなた方が嫌いな対症療法ではないか?

(23)天然の動物質の自然変化 自然界の動物由来タンパク質の経時的変化は、~微小発酵体 マイクロザイマスのビブリオ属進化の如何を問わず~空気との自由接触により、特定条件下で常に酸化による完全な破壊に至り、その産物、即ち、炭酸、水、窒素などの鉱物状態 ミネラルへ還元される。しかし、酸化の影響下にある微小発酵体はその攻撃を受けない。斯くして、組織、細胞、バクテリアの純粋近成分 化合物が完全な破壊を受けようとも、微小発酵体は残り、それは消滅した組織体の存在証明となる

微小発酵体理論要旨

・SARS-CoV2の標的となるMTHFR C677T変異保有者を人為的に生み出す方法をCold Spring Harborがいつ会得したか

 →60年代のアボリジニ虐殺仮説検証
 =独自仮説「COVID-19はMTHFRの陰謀~遺伝的感受性を持つ集団のバイオマーカー:ホモシステイン」の証明

・現代人の慢性病の隠れた原因:「史上最悪の生物兵器」ことライムスピロヘータの発信

 →Mel thornburgの「全ての病は無限の抗原変異を持つエプスタイン・ボレリア症AIDS」とかいう意味不明な言葉をちゃんと理解する

Mel Thornburg Memorium」by VaccineFraud

などなど多岐に亘る。

そういえば北里柴三郎もボロクソにしたいんだった。まぁいいや。ただ全世界に腎臓病と血管炎を量産しただけのカルト狂信"男爵"様の"名誉"を地に落とすつもりで色々調べてたら何故かFDAの前身の法律なんぞに辿り着いてメンドクセェことになったんだった(※それからお前師匠のコッホが炭疽菌のL型の存在スルーしたの真似てペスト菌でスルーしたろ?)。後は「脚気細菌説復活:①腐敗食品/黄変米の常食による腸内腐敗菌増殖/Penicillum毒中毒②潜在性結核による糖代謝異常③天然痘ワクチン ワクチニアウイルスのセリンプロテアーゼ阻害作用で抗原処理が停止した免疫抑制で感染症罹り放題のトリプルコンボ説の証明」や「20世紀ペラグラ大流行:黎明期紫外線食品消毒による溶原性ファージ活性化で毒性化したAspergillus Fumigatus原因説の証明」も控えている。全てのビタミン欠乏性疾患は感染症の方向で考えている。

本来ワクチン批判するなら科学史を全部卓袱台返しする覚悟で挑むべきなのだが、ベルトコンベアで用意された目先の問題にミスディレクション 視線誘導された連中なんぞに期待できないのでマイペースに進めていこうと思う。一つの話題にずっと騒いでくれるお陰で製薬はやりたい放題だ。

今回はその中で最後のライム病の話をさせて頂こう。

2.スピロヘータ/ライム病概略

スピロヘータ、ライム何それ美味しいの状態の人の為に概略を述べる。細菌はその外見上の特徴で大きく「桿菌 rod」「球菌 coccus」「螺旋菌 spiral」に大別され、スピロヘータはその中の螺旋菌に分類される紐状の菌である。

画像:JapaneseClass.jpより

-1)スピロヘータの歴史

スピロヘータの存在そのものは「微生物学の父」ことアントニー・レーウェンフック(1632-1723)の頃から記載がある。1683年に糞便から螺旋状の細菌を発見したとのことだ。

画像:Antony van Leeuwenhoek: Creation “Magnified” Through His Magnificent Microscopesより。
レーウェンフックの観察・描写した微生物(Animalcula)。赤丸が多分スピロヘータ。

その後、ギリシャ語で「コイル状の髪」を意味する「スピロヘータ Spirochaete」の学名を導入したのは、1838年にベルリンの沼地でこの細菌を発見したクリスチャンエーレンベルグだ。

Christian Gottfried Ehrenberg(1795-1876)

エーレンベルグは細菌研究者であり、以降約70年間スピロヘータは細菌に分類されていたのだが、事態は梅毒の原因菌が発見された1904年に一変する。動物学者フリッツ・シャウディン
従ってスピリルム Spirillumとスピロヘータが医療従事者の間でも区別なく使用される時期があった。


Noguchi H. SPIROCHAETES. Harvey Society Lectures. Published online January 1, 1917. https://digitalcommons.rockefeller.edu/harvey-lectures/9
著:野口英世『スピロヘータ』


-3)ライム病

ライム病の臨床症状に移る前にまずは原因菌である。ボレリア・ブグドフェリ Borrelia Burgdorferi、まず命名が曲者で、Borreliaという属名もBurgdoferiという種名もどちらも研究者の人名に由来する。
Borrelia:Amédée Borrel
Burgdoferi:Willy Burgdorfer






何だかんだ能天気な反ワクは的外れな予想しかしないし(※最近明言するようにしたが、私は反ワクが嫌いだ。私は"反黒魔術"だ。ワクチンなんぞ黒魔術だ)、大半は政治誘導の為のビジネス反ワクで被害者救済など微塵も考えてない自己顕示欲の塊の連中ばかりだし(※だから被害が出る前の阻止的活動ではなく、取返しがつかない被害が出てから叫び出す)な目も当てられない悲惨な状況なので、あらゆる可能性を想定し、先んじて海外で発信してくれている先達に学ぼうと思う。6,000マイル先の友人には感謝してもしきれない。

3.ライム病スピロヘータを動画で捉えた!

そこで、私が最近参考にさせて頂いているブログから一つ記事を紹介する。ちなみにこのブログの存在を知ったのも友人のsubstack⇩のお陰だ。

海外では友人のスピロヘータ目白押し発信に嫌気がさしている人が既にいるらしい。そりゃこの情報量と常識 学校教育の容赦ない破壊っぷりに脱落する人もいようて(※私も自動翻訳がてんで機能しない彼のスラング英語の読解に毎度泣かされている)。「スピロヘータより毎日の精神的ストレスのケアの方が大事だと思う。」なんて泣き言をいう相談主に「お前の悩みの全ての根源がスピロヘータだって言ってんだろ!"ストレス"なんて💩用語に惑わされてんじゃねぇ!」と喝を入れた内容だ。その中で彼が引用したブログの紹介になる。

Watch videos of the Lyme disease spirochete escaping from the bloodstream of live mice! Spirochetes Unwound. January 27, 2009.
「生きたマウスの血流から脱出するライム病スピロヘータの動画見てみそ!」

Spirochete Unwound スピロヘータを紐解くなるブログ名のこちら著者はひたすらスピロヘータ(Treponema属の梅毒やLeptospira属やBorrelia属のライム病問わず)の細菌疾患の論文を解説している。パリオリンピックのセーヌ川汚染事件 レプトスピラ症でちょっと騒いでいる呑気な日本と違って、米国はスピロヘータがずっと前から死活問題だ。日本でダニ媒介スピロヘータが一部で騒ぎになった時も、メディアの言いなりにお守り 抗菌薬を後生大事にしている日本と違い、治療に抗菌薬なんて使えば「地獄のループがこんにちは」なんて彼等は痛い程理解している。日本は1970年代でほぼ研究が下火になったL型菌問題は、Lida Mattman/Rebecca Carley/Mel Thornburgらの存在のお陰で人々は忘れずに済んでいるからだ。何故なら、当事者のホットトピックは抗 菌 薬 の 後 遺 症 た る 慢 性 ラ イ ム 病だからだ。だから私はスピロヘータのCystic Form 休眠形態の話を掘下げているし、これが対岸の火事ではないと考えている。

その慢性ライム病治療に「アイスマン」ことヴィム・ホフのメソッドで死者が出た件など日本は露知らずだ。だいぶ遅れて邦訳されてヴィム・ホフを知った一部の日本人が有難がっているようだが。

失望に塗れた下らん苦言はこれくらいにして本題に移ろう。このブログ記事は、血管内に侵入したライム病の原因菌ボレリア・ブグドフェリ Borrelia burgdorferiの動画撮影に成功したという文献紹介をしている。

全身感染症の原因となる病原性微生物の多くは、宿主への侵入経路に関係なく循環系に移行することで全身へ拡散していく。ライム病スピロヘータB. burgdorferi等の侵入性微生物は、最終的に血流を脱して宿主の様々な臓器に侵入する。昨年(※2008年)6月、カナダの研究グループがオンラインの『PLoS Pathogens』誌で、生きたマウスの血流内を移動し、血流から脱するBorrelia burgdorferiの魅力的な顕微鏡映像を発表した。スピロヘータの独特な形状からして普通に血管壁を貫通できるのだろうと思いたいだろうが、映像は、血流からの脱出はもう少し複雑だと示唆している。

スピロヘータは細すぎて光学顕微鏡で観察できず、Moriarty達はスピロヘータにgfp(緑色蛍光タンパク質 green fluorescent protein)プラスミドで形質転換し、B. burgdorferiを蛍光発光させた。動物の準備には、麻酔したマウスの皮膚を持ち上げ、生きた動物の細胞事象を可視化可能な蛍光生体内顕微鏡 fluorescence intravital microscopyで真皮微小血管系を観察した。次に、蛍光スピロヘータをマウスの血流に注射し、顕微鏡で真皮後毛細管静脈を調べ、スピロヘータが血管内の視野を移動する様子を観察した。

白黒映像[添付ファイル①]ではスピロヘータと血管壁との相互作用に複数のタイプが見られる。映像の下に映された棒グラフ[1]は、観察された各々のタイプの比率を表している。接触のほぼ90%はTransient 一過性であり、持続時間は1秒未満である。相互作用の約10%は血管壁を這いずるか引き摺っており、最長20秒に上る。棒グラフから分かる通り、この短時間の相互作用はよく見られるが、スピロヘータが血流から脱するに至るのは稀である。恐らくスピロヘータは血管壁を這いずり、血管壁の脱出経路を探っている。この探索に失敗すると、通常通り血管壁から離れて浮遊(遊泳)し、別の場所で再び挑む。時々、スピロヘータは何分間も血管壁に定着したままになる。そんなスピロヘータが映像の中心部近くに見える。数匹のマウスの血流に静止したスピロヘータを注意深く観察すると、少なくとも一端が血管壁に深く喰い込んでおり、通常は内皮細胞の間にあることが判明した。最長45分に上る観察期間中、喰い込んだスピロヘータが一貫して外部に動く様子は観測されなかった為、この静止した吸着状態が血管壁からの脱出に必要な前段階か否かは不明である。

[添付ファイル①]

[1]の棒グラフ

Transient:一過性(89.2%±0.8)
Short drag:短期間の引き摺り(7.1%±0.6)
Long drag:長期間の引き摺り(2.7%±0.3)
Stationary adhesion:静止した吸着(0.9%±0.1)
Escaping:脱出(<0.12%±0.04)

次の二つの映像は、スピロヘータが血流から脱出する過程を捉えたものである。内皮細胞接合部の内に見られるタンパク質PECAM-1への赤色蛍光抗体を血流に注射して内皮細胞を染色した。最初の動画[添付ファイル②]は、B. burgdorferiにとって静脈壁の横断が如何に困難かを示している。スピロヘータは数分間、血管壁を前後(往復運動)しつつ脱出しようとして動けなくなっているように見える。2本目の映像[添付ファイル③]では、スピロヘータがうまく取り払って静脈から逃げ出す様を示している。脱出の平均時間は10.8分(N=11)であった。著者らは、スピロヘータが内皮細胞の隙間から脱出したのか、貫通したのか明確に判断できなかった。

[添付ファイル②]

[添付ファイル③]

これはB.burgdorferiが血流から脱出するステップを描いたモデルである。スピロヘータはまず血管壁の内面に接触して這いずる(引き摺る)。次に血管壁を端から先に横断する。長い往復運動を経て、最終的に組織内に脱出する。脱出に静的吸着が必要かは不明である。

Moriartyらは長期間の継代培養で非感染性となったB. burgdorferiで実験を繰り返した。非感染性スピロヘータと血管壁の相互作用は最低限であり、血流から脱出するスピロヘータは1体も見つからなかった。この結果は、非感染性B. burgdorferiには喪失したBorreliaの特定の表面分子が血流との相互作用と脱出を媒介することを示している。この表面分子は何か?そして血管内でどの宿主分子と接触するのか?幾つかの研究グループによる培養哺乳類細胞を用いた過去のin vitro実験で、こうした細菌と宿主因子の候補が2,3明らかとなっている。著者らは、生きたマウスによる追跡研究にて、一過性吸着/引き摺り吸着/静的吸着におけるこれら候補の役割を説明したが、この件は次回の投稿で書くことにする。

文献:

Tara J. Moriarty, M. Ursula Norman, Pina Colarusso, Troy Bankhead, Paul Kubes, George Chaconas (2008). Real-Time High Resolution 3D Imaging of the Lyme Disease Spirochete Adhering to and Escaping from the Vasculature of a Living Host. PLoS Pathogens, 4 (6) DOI: 10.1371/journal.ppat.1000090
「生きた宿主の血管に吸着および脱出するライム病スピロヘータのリアルタイム高解像度3D画像」

病原性スピロヘータは、梅毒、レプトスピラ症、回帰熱、ライム病など、世界中で新興・再興疾患の原因となっている細菌である。彼らは高密度の細胞外マトリックスを効率よく通り抜け、未知のメカニズムによって血液脳関門を通過する。スピロヘータは細長い形態をしているため、標準的な光学顕微鏡では可視化が困難であり、その場での挙動を研究する妨げとなっている。我々は、緑色蛍光タンパク質(GFP)を発現するライム病病原体Borrelia burgdorferiの蛍光感染株を作製した。生きたマウスの微小血管からの蛍光性スピロヘータの播種をリアルタイムで3Dおよび4Dで高解像度定量解析した結果、播種は一過性のテザリング型会合、短期間の引きずり相互作用、定常的接着を含む多段階プロセスであることが明らかになった。定常的な接着と血管外へのスピロヘータの移動は内皮接合部で最も一般的に観察され、スピロヘータの並進運動は内皮移動に不可欠な役割を果たしているようであった。われわれの知る限り、これは生きた哺乳類宿主における細菌性病原体の播種を高解像度の3Dおよび4Dで可視化した最初の報告であり、生体内におけるスピロヘータの播種に関する最初の直接的な知見を提供するものである。
Pathogenic spirochetes are bacteria that cause a number of emerging and re-emerging diseases worldwide, including syphilis, leptospirosis, relapsing fever, and Lyme borreliosis. They navigate efficiently through dense extracellular matrix and cross the blood–brain barrier by unknown mechanisms. Due to their slender morphology, spirochetes are difficult to visualize by standard light microscopy, impeding studies of their behavior in situ. We engineered a fluorescent infectious strain of Borrelia burgdorferi, the Lyme disease pathogen, which expressed green fluorescent protein (GFP). Real-time 3D and 4D quantitative analysis of fluorescent spirochete dissemination from the microvasculature of living mice at high resolution revealed that dissemination was a multi-stage process that included transient tethering-type associations, short-term dragging interactions, and stationary adhesion. Stationary adhesions and extravasating spirochetes were most commonly observed at endothelial junctions, and translational motility of spirochetes appeared to play an integral role in transendothelial migration. To our knowledge, this is the first report of high resolution 3D and 4D visualization of dissemination of a bacterial pathogen in a living mammalian host, and provides the first direct insight into spirochete dissemination in vivo.



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