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中世ヨーロッパの家

 中世ヨーロッパの家と言えば、やはり8-10世紀でしょう。12-14世紀の中世ヨーロッパとかニワカのすること。

 そういうわけでドイツ語のサイトで中世の至高の家(Grubenhaus)を調べてみた。ところでGrubenhausで検索すると縦穴式住居って出てくるんだけど。竪穴式住居は合理的な居住形態でして日本でも鎌倉時代まで建てられていた形跡があるね。

 ただ個人の部屋が欲しくなると竪穴式住居では難しいよね。まぁゲルマン圏で個人の部屋が作られるのは11世紀頃らしいので正直、竪穴式住居で十分でしょう。領主ですら大部屋で従者と寝ていたらしいし。

再建されたランダウの竪穴住居は、マグデブルク大聖堂広場で発見された遺物に基づいている。それらは8世紀から10世紀にかけての中スラブ土器である。竪穴住居は955年以前に放棄されたに違いない。


Grubenhaus

 趣がありますが、壁があるのが減点かな。

Grubenhaus は、完全にまたは部分的に地面に沈んだ建物の名称である。Grubenhaus は、おそらく1000年以上前には主に作業場として使われていた。このような住居跡からは、錘織機の部品などが見つかっており、常に少し湿った室内気候が、織物のような特定の工芸品にとって非常に有用であったことを示している。


Grubenhaus

 こちらは皮葺きっぽいのが減点かな

 ところで土葺きのヤツが見つからないのだけど。

Rekonstruktion av vikingatida hus från 1000-talet i Hög, Skåne.

 11世紀のスウェーデンの大邸宅。バイキングの集会場かも。

 9世紀の北イタリアの農村は、こんな感じらしい。ただしイタリアには、おかしな例外転がっているから頭痛い。



 12-13世紀のボローニャ、人口3万の街の中に100個も200個も塔建ててどうするんだよ(一説には300)うち22が現存しているらしい。


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