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中小企業診断士協会への入会

昨年2月の実務補習修了から長考し、やっと東京都中小企業診断士協会へ入会させていただきました。
おかげで、2/8(土)に開催される診断士1年目の会に参加させていただくことができます。結局入会するのなら悩んでいた時間がもったいなかったと思い、何を考えていたのか紹介させていただきます。

入会を見送る

東京都診断士協会入会の機会が最初に訪れたのは、2月の実務補習(15日間コース)を終えた修了式の時でした。同じチームだった4人のうち3人は入会されていましたし、一般的な入会の機会ではないかと思います。
私も試験合格直後は入会するつもりでいたのですが、情報と気持ちの整理ができず、無駄に考えすぎて入会をためらってしまいました。また、申込を郵送すれば、いつでも入会できるさ。と軽い気持ちでいたら足が遠のいてしまい。結局入会に1年近くかかってしまいました。

入会を見送った理由①

希望する支部を選択しきれていなかったのが入会を見送った1つめの理由です。
東京協会は6つの支部に分かれており、それぞれ特色があると聞いていました。例えば三多摩支部は「23区外は三多摩支部の管轄であるため、支援対象とする地域が広い、かつ中小企業が多いので独立に有利」などです。
実務補習中は、勧誘目的ではないにしても指導員の所属支部の話題になりやすく、自然と支部の良い面が刷り込まれます。実務補習先が居住地や勤務先に配慮されていることもあり、実務補習直後の入会は指導員の方が所属している支部を選択する方が大多数です。
しかし、天の邪鬼な私は、他の支部にも興味があったたこともあり、スプリングフォーラムで他支部の活動や雰囲気も見たいと考え、修了式のタイミングでは入会しませんでした。

入会を見送った理由②

現実を見つめ直す必要があると思ったのが入会を見送った2つめの理由です。
合格前は、転職・独立・昇進などへの妄想をモチベーションに変えて学習をしていました。そのため、合格直後は「登録できたら、協会に入会し転職or独立を考えよう!」と前のめりになっていました。
ですが、実務補習を経験し、得意分野・専門分野を作らなければ真っ当な診断・助言ができないと感じました。力を出し尽くして診断報告書を作成したつもりでいます。しかし、人事やマーケティングなど実務経験の無い分野を担当した際の助言内容について、その分野の第一人者の診断・助言には遠く及ばないのではないかと不安になります。
そのため、独立するためには、自分の得意とする分野を見つけ、磨きをかけなければ、通用しないのだろうと考えるようになりました。また、転職するにしても、技術者としての転職適齢期、居住地、住宅ローンなど、加齢とともに考えなければならないことが増え、勢い任せに飛び出すのは危険だなと思い直しました。

入会を見送った理由③

仕事やプライベートと診断士活動のバランスを考えたいと思ったのが入会を見送った3つめの理由です。
独立や転職をするなら、バランスも何もリセットして構築し直すところですが、現職を続けながら診断士活動をどの程度やれるのかが未知数でした。協会には入会していないながらも、活動の機会は増えていたため、協会への入会やプロコン塾への入塾まで行った際に、勤務先・家庭・プライベートとのバランスを上手く取れるか様子を見てから判断しようと考え、2019年は協会やプロコン塾への入会を見送りました。

結局入会させていただきました!

自分で判断して入会しなかったものの、実務従事0ポイント、理論政策更新研修0回、診断士報酬0円で1年目を終えようとしていることに気づき、慌てて入会手続きを行いました。
協会に入会せずとも活躍されている診断士の方はいらっしゃるので、入会との因果関係は不明ですが、入会を診断士活動の幅を広げるきっかけにさせていただきたいと考えています。
そして、明確な期限があるわけではありませんが、独立という野望を胸に秘めているため、三多摩支部所属として入会させていただきました。

2年目に向けて

2020年最初の投稿なので抱負を一言追加させていただきます。
せっかく入会したので協会の活動に参加していきたいです。また、自分がどのような形で社会に貢献できるのかは引き続き考えていきたいですし、得意分野や興味のある事と診断士活動がリンクしていけると尚良いと思っています。そのために、先輩からのアドバイスは素直に実行してみる。というのが2年目に向けての抱負です。まず実行すべきアドバイスはこれですね!


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