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7/29-8/4 ドタバタ日記

29日
調子が噛み合わない日だってある
面接練習のやりすぎで学校の受付の人からは、名乗り出る前に席へ案内されてしまう。面接官役の方々とも何周も顔を合わせ回っている。そんな中で、人によって調子が噛み合わないときもあって、相性的な問題なんだと思う。それでも乗り越える必要もあるが、下手に調子を踏み崩すとロクなことにならない。練習は、あくまでコンディションを調整するような位置付けにある。調子に振り回されるなと呼ばれているが、平坦な道ほど暇なものはないだろう。


30日
リアル世界で再び会う
オンライン上でしか繋がりがなかったが、リアルで話をすることができた。僕のいるコミュニティにはいない人たちが多くいて、いかにコミュニティの狭さと閉鎖的な空間であることが分かる。大人になるにつれ、友達が作りにくいなんて思われているが、この年、今になって友人を作ることで気づく面白さがあるのだと思う。


31日
なにも変わらない。
この日に至るまで、やるべきことは変わらなかったし、周りの環境がどうであれ、足を止めることなく学校に、予備校に足を運んできた。だから、本番前日だからといって、僕の脳みそが急回転もしないし、聞いた人を引き寄せるような話術も持ち合わせてない。
けれども、これまでのフィーリングをやさしくホールドして分け与えれるように。


1日
ただの平日。
駅に向かうまですれ違った人々。電車に乗り合わせたファミリー。一斉に改札を通り抜けるサラリーマン。
そんなただの平日の中、僕は人生の分岐ともいえる一日となる。選択するのは、僕だけの力ではできず、「運」なんかも関わってくる。これが残酷とも呼ばれているが、会場で感じるフィーリングは合理性を超えてくる場合がある。簡単に「運」なんて呼んでいるが、内訳には壮絶な情報量が秘められているのだと思うし、そうであってほしい。

今日が終わって風呂入ってベッドに入ってもなお、今日はただの平日なんだと自覚する。

今日をもって、僕の大学2年間分が解放された。


2日
空白の時間
久しぶりに昼まで寝過ごしてしまって、スマホを見ると友人らからお疲れ様メッセージが数件入っていた。ある種、この業種を目指さなければ、出会うことのなかった人たちであって、どう思われたっていい時間を過ごしたと思う。
そんな社会的に窮屈な時間が終わるが、ちゃんとした境目というものは自ら生み出さない限り存在しない。全試験過程が終わったとしても、バイトは当たり前のようにあるし、掃除、洗濯は前と変わらない。やはり、こういうときは、パーティーに限る。しばらくは、ラーメン屋で普段頼まないトッピングなんかを付けてもいいかもしれない。


3日
今日が暇でなくなる
ラーメン屋でトッピングを追加するにしても、パーティーを開くにも、デートにいくとしても資金が必要になる。呼び出された単発バイトに飛びついて、暇ではなくなることに喜びを覚える。
イベント会場のある屋台で永遠とビールと愛嬌を注いでいく。単発バイトの魅力は、時間の有効活用の他に、様々な業種に立ち会えることだ。僕が定期で雇われているアルバイトがいかに恵まれている環境なのかを思い知らされる。同時に、こうした別世界の人を見ると、机上の論理だけではなにも進まないことも理解できる。決して侮ってはいけない。


4日
再び
久しぶりに家族と会う。僕が暇になったのと都合が合って、最近できたショッピングセンターまで出かける。人は、常に進化を求めている。目新しいものの話題に盛り上がり、人が溢れかえる。しかし、一定期間が経てば、当初の盛り上がりは姿を消して、本来の姿をあらわにする。醜いように見えて、進化、好奇心による反応は、順応する能力ともいえる。
だから、これまでもこれからも付き合うだろう、友人らや家族という存在は非常にユニークである。


ドタバタ日記 2024年8月5日

Tune of the One weeks / 今週の一枚

・NO MORE MUSIC / OKAMOTO'S

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