4/8-14 ドタバタ日記
8日
「やってしまった」
そう思うことは、この22年の人生の中で数えきれないほど脳みそに入力されていった。しかし、それにも種類があって、客観的に見てどうでもいいやつと、どうしようもないの2つに分けられる。
どうでもいいやつに限って、後になって引きずることが多い
会話の一言が引っかかったり、自分のした行動が気持ち悪かったなとかが大半を占める。それはお風呂場で意味のない会議を開いて、何も生み出さずに閉会する。しかし、記憶だけは鮮明に議事録に記載されていたりする。中学1年生の会話や行動をいまだに覚えている。そして、いまでもああすれば良かったなと尻尾を伸ばしている。
どうしようもないことは、瞬発的に始まる
そして、収まったならば、それは過去のことだと認識して、やり過ごした自分に表彰状を手渡しているところだろう。今日、zoomでの担当者との面談を終了15分前に気づいた。当然、脳みそは砕け散っている。全力の謝罪の準備をして連絡を取ったが、ありがたいことに寛容的に収束した。
遅くまで作業することは控えることを決めた。
9日
今週から大学がスタートした、らしい。
僕の一週間のスケジュールには、授業と分類した予定が一つしかなかった。しかも、その授業がゼミであるから、特段に出席義務は生じない。これほど自由な瞬間はあるのだろうか!と客観的に見ればそう思われる。なにも予定の入っていない真っ白な空白スペースは、すなわち勉強という予定が強制的に割り込んでくる。
逆に授業がないのは、不思議な気分でおのずと不安になる。
10日
定期券を買おうとしてアプリ上での決済を済ませようとする。期限が切れていたことに気が付いたのは、自宅を出発する5分前だ。年度が切り替わったせいか、定期券購入には審査が求められる。証明書の写真を撮って➡送りつけて➡連絡を待つ。
この一連の流れは、5分では到底終わらない。本来であれば、定額での料金で済むはずが、往復分の運賃を寄付することとなった。手に取れるプラスティックカードであれば、駅員に言って対応してくれる。デジタルになったから俊敏性を帯びるものではない。しかし、プラスティックカードには、物理的な資源が使われていて、新規購入が難しくなるほどに困窮している。どっちが正解なのかは、議論を交わしたいところではある。だが、事前にデジタルにて申請してから、僕は議場に登るべきだろう。
11日
YOKOHAMA MARATHONの開催の知らせを聞いた。
10月には、凍り付いている脳みそが解け始めている頃だと願いたい。気持ちよく走るためにも、ここで決めなければならない。ある種のマッチポンプなんだと思う。一人では走れない種目であるから、こうして仲間がいることにありがたみを感じる。一緒に出場しようとかいう割とマイナー?な会話の話題ではあるが、話に乗ってくれた友人には感謝している。僕の周りでは、トレーニングをしていたからか、ジムのキャラが残っている。今では、運動量ゼロという事実に僕自身ギャップを感じている。
12日
本試験まで1週間となった。実感があるのかないのか分からないフワフワした気分でいる。願わくば、このままどこかに飛んでいってしまいたいと思うが、おそらく重量オーバーのブザーが鳴り響くだろう。これまでの経験上、本番に弱いタイプなのは分かっている。SNSのプラットフォーム上では、やんのやんのと誰かが騒いでいるが、そんなのは無視して右手にペンを持つ。ペンの持ち方が一般と異なるからか、中指の先が若干変形していた。
13日
毎週土曜日は、昼食に頭を悩ませる。
食堂は営業していないし、僕がよく行くうどん屋もやっていない。コンビニ飯に罪はないが、これじゃない感がある。かと言って、遠くに行きすぎるもの時間はない。オシャレなカフェやイタリアンだとかはあるけれど、なにかジャンキーなものがあってもいいのではないかと思う。
結局この日は、少し歩いたところの丸亀製麺を食べた。
気付けば、うどんを食べていた。
14日
ちょうどよく過ごせる季節にようやくなったと感じる。桜は各所で咲き始めいつの間にか、花粉の薬を飲まなくなった。許される季節は、一年通じてこの一カ月程度しかないんだと思う。
こうした日には、外へ出てフラフラと歩きだすのが健康的なんだろう。許された季節を背にして、空調の効いた建物の中にいる。どれほど贅沢な季節の使い方なんだろうか。
ドタバタ日記 2024年4月15日
Tune of the One weeks / 今週の一枚
・Harder to Fake It / Hollow Coves