速さを求めて! 『フィスト・ダンス』 第126回 「ブルース・リー、はるかなり」


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<本文>

ブルース・リーは1940(昭和15)年11月27日、サンフランシスコの中華街で生まれ、その後、親と香港に渡った。
1946(昭和21)年には『富貴浮雲』という香港映画で子役デビューをしている。
1953(昭和28)年、中国武道の達人のイップ・マンに弟子入りし、「詠春拳えいしゅんけん」を習い始めた。
1958(昭和33)年には香港のボクシング大会で優勝、同年10月にはチャチャというダンス大会でも優勝している。
運動神経がよく、始めると懸命に取り組む、自分への甘さがないことが窺える。

翌年、渡米し、シアトルでウエイターをしながら英語を学び、1961(昭和36)年にワシントン大学に入学、哲学を学んだ。
リーの言葉に深みがあるのは、哲学的にその核心を考究し、真理を見出すのにすぐれていたからだろう。
1962(昭和37)年、シアトルに自分の道場を開く。イップ・マンに師事して、9年後という早さで、素質と努力の賜物だ。
2年後にリンダ・エメリーと結婚、翌年、長男のブランドンが誕生している。
また、この1965(昭和40)年、自ら創った「截拳道ジークンドー」の道場を始めた。独立心と、何事も主体的に考える人、自分でレールを敷く人だというのがわかる。

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