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【建築】組み立てます(,,•ω•,,) 【森の気配2 番外編】

全パーツ

今回組み立てる全パーツです。

右上がボクのスマホ。
サイズ感がわかるように。


簡単に各パーツを見ていこう( •∀• )

これははしらです。
材種は、長野県産のひのき

穴とか溝とか、色々な加工がされています。

い一いのいち」とか「ろ三ろのさん
などと書かれているのは、番付ばんづけと言って
横方向を、いろはにほへと・・・
縦方向を、1234567・・・
どこの柱なのかが わかるようになっています。



梁と桟(敷居鴨居)

左がはりです。
材種は、長野県産のすぎ

右の材は何と呼んだらいいか迷うのですが・・・(´꒳`*)
(コミュニケーションでお互いが理解できれば なんと呼んでも良い。)

鴨居かもい敷居しきいと呼んでも良いし
さん(横木)と呼んでも良いし・・・
今回の場合は、上桟・中桟・下桟と呼んでいました。

ちなみに、和室を想像して・・・(* ´-` ).。oO(和室)
障子やふすま(引戸)の上にある材が鴨居かもい
下にある材が敷居しきいです。

断面の溝を見ると
なんとなく想像付くかな(´・ω・`)?

『敷居をまたぐ』『敷居が高い』といった表現があるので
敷居しきいについては、知名度が高いかもしれませんね(*´ᗜ`*)



これはぬきという材料で
文字通り、柱をつらぬいて柱同士をつなぐ材料です。
でも今回は、柱同士をつなぐというより、固定する為に使います。

ぬきの四角い穴に
⇩のくさびを打ち込んで使います。

栓やクサビ

斜めの面が付いているのがくさび

ただ四角いのがせん
(厳密にはわずかに斜めに加工されていますが・・・)

せんくさびも、木に空けた穴に打ち込んで、木と木を固定します。
堅さが要求されるのでけやきを使いました。



土台

これも何と呼んだらいいか迷うのですが
柱の足元を固めるので、足固あしがたと呼んでも良いけど
土台どだいと呼んだ方が解りやすいかな(´・ω・`)?
(別の記事では違う呼び方をしているけど)

こちらの材たちは、ボクのわがまま(こだわり?)で
とっても複雑な加工になっています(*´艸`)‪

面倒な加工を面白がって造ってくれた
大工さん ありがとう(ㅅ•᎑•)



棚板

こちらは棚板
材種は、榀の木シナノキ

信濃しなのの語源は、シナノキを多く産出したからとも。

シナノキなんて知らないし 見たこともな~い♪
って思うかもしれないけど、ホームセンターに置いてある白っぽい合板(ベニア)は、だいたいシナ合板(シナノキの合板)だよ(✌•◡•✌)



⇩ここから組み立て⇩

柱に桟を差し込んで・・・
片側4か所
桟が両側の柱に差さりました
次に梁を・・・
溝に落とし込んでいきます
梁3本が柱同士をつなぎます
そしたら、梁の上に柱をのせて・・・
を何度か繰り返して・・・・
柱9本 梁6本 組み終わりました
建てるとこんな感じ
この柱の穴に・・・
貫を差して・・・
クサビで止めます

ここからは、設置場所に移動して・・・

土台を組み立てます
がっちーん(`・ω・´)
スススー((((((( • ω •)
がっちーん(`・ω・´)
柱同様、貫を差してクサビで固定します
クサビ4か所 栓2か所

栓と栓の間のスペースは予備のクサビの保管庫です
けんどん(障子のように上に押し上げて落とし込む)で
板をはめ込みます


最後に棚板をのせて・・・
写真撮ってなかった( `•ω•́ ;)

組み立て完了で~す୧( ˃◡˂ )୨


ということで、この家具は釘や接着剤を使わずに
木だけで出来ています( ˶'ᵕ'˶)

またバラしたり、組み立てたりすることが出来ます(✌•◡•✌)


完成した家具の全貌はコチラ⇩



おわり⸜( •ᴗ• )⸝

ありがとう(人´∀`*)