見出し画像

一度きりの大泉の話

中学生の時、親友が「ぜったいに面白いから読んで」と貸してくれたのが萩尾望都の「ポーの一族」のコミック版。

それまで本は浴びるほど読んでたけど、マンガは読んでなかった。
なぜなら、本は図書館で借りられるけど、マンガは図書館にないから。


マンガはお金持ちの子供が、本屋さんに毎週とどけてもらうもの。
私がマンガを読む機会なんて、廃品回収のときくらい。

だから、初めてちゃんと読んだマンガで萩尾望都にすっかりはまってしまった。
すぐに少女コミックを買いに走ったけど、「トーマの心臓」が連載されていたが、次回が最終回ですとお??

今でも目に浮かぶ。神学校に行く決心をしたユーリがエーリクにキスをしているシーン。
わけわかりません。

もう、コミックが出版されるのを待つしかない。
その時以来、ある時期まで萩尾望都の出版物はすべて買った。
完全に中毒症状です。

中高一貫のカトリック系女子校だったので、男の子には全く興味なく、2次元世界にのめりこむ。

平安の昔から、源氏物語フリークの腐った女子はいたんですから、いたって普通の女の子ですね。

14歳でエドガーに会ったわたし、リデルの気持ちが良く分かる。
そして、、いつしか窓をしめて結婚したわたしにも娘が二人。

ふたりともいい感じに腐った女子に育ち、母さんのために「少年の名はジルベール」や「一度きりの大泉の話」を買ってきて貸してくれるのです。

なんと親孝行な!(笑)

というわけで、初めて二人のいきさつを知ったわけですが、モー様の歪み加減のすさまじさに驚愕というか、納得しました。

その歪みがなければあのキラ星のような作品群は生まれなかったんだろう。
ひょっとしたら、今ポーの続きを書いてくれているのも、竹宮先生の存在が「ポー」を再起動してくれたのかもしれない。

竹宮恵子先生なくして、今のモー様はありえないし、あの作品群は生まれなかったと思います。

二人の出会いに感謝!!

モー様、命の限り、ポーを描き続けてください!!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?