三谷 匠衡|Kanehira Mitani

映画プロデューサー|88年ウィーン生|渋谷区育ち|日比谷高|東大|USC Stark|…

三谷 匠衡|Kanehira Mitani

映画プロデューサー|88年ウィーン生|渋谷区育ち|日比谷高|東大|USC Stark|スコセッシ、スカヨハ等の映画現場にて下積み|日本原作ハリウッド映像化|下から目線のハリウッド|映画ビジネス・英語・学び全般に強み|ミトコンドリアに興味|現在複数企画開発中

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    mofiの週刊マガジンに掲載し、小原および三谷個人のページで無料展開しているコラムをまとめたマガジンです。その週のコラム紹介や、ニュースに関するこぼれ話的な内容も載せています。

最近の記事

ケンブリッジ英検 CPE 試験当日の流れ(2024年06月 東京実施分)

記憶が残っているうちに備忘録として記しておきたい。 私が受験したのは、2024年6月8日。東京は自由が丘のEFFECTという帰国子女向けの塾にて受験した。 時間割は標準的で、朝型じゃない人間にとっては多少つらいが、おおまかには下記の通り。英検とは異なり、一日のうちにすべての技能を試験されるので、ある程度の体力と集中力も鍛える必要がありそうだ。 08:30 - 08:50 受付 09:00 - 10:30 Reading / Use of English(90分) 1

    • 英語系最難関試験「ケンブリッジ英検 C2 Proficiency (CPE)」を受けてみた。

      もう一生、英語の試験を受けなくて良い記念に。 2024年の抱負として掲げた「(改めて)英語力を向上する」という目標に対して、英語試験業界のラスボス的な位置づけにあるらしい「ケンブリッジ英検 C2 Proficiency (aka CPE (Certificate of Proficiency in English))」を受けてみようと思い立ち、その結果が先日通知された。 結果は想像以上に上振れ、各技能平均が 222点 の Grade A (220/230満点以上)で無事

      • 【2023年お疲れさま】ラジオハウス春日年末SP【2024年どんと来い】

        2023年もお世話になりました。 大学時代の盟友と毎年、一年を振り返るラジオ。 大掃除のおともに、今年もよろしくどうぞ。 ※発言は個人の見解です、ってやつ。

        • 「匠衡」←なんて読む?

          自意識がたたってフェイスブック上に個人ページとは別にオフィシャルページを作ってしまってから、かなりの年月が経っている。 アルゴリズムはご丁寧にビュー数をそのつど通知してくれるのだが、最近はどうやらその数字が以前より多くなっていることに気づく。 しかし、まともなコンテンツが一切載っていないため、何かしらの形でリンクを踏んでいただいたにもかかわらず、なにもコンテンツがなくて肩透かしを喰らった方もいらっしゃるかもしれない。 ホスピタリティが低くて申し訳ない! このさい、初め

        ケンブリッジ英検 CPE 試験当日の流れ(2024年06月 東京実施分)

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        記事

          カンヌで迎えた30歳|mofi 205号 編集後記

          2018年5月15日。30歳の誕生日は、カンヌ映画祭出張の最終日のミーティングが終わったあと、チーム3人で迎えた。これ自体に取り立てて意味はないのだろうが、30歳をこういうキリのいい形で迎えられたことは、個人的には感慨深い。 映画をつくる仕事をすることを志してから10年、ここに至るまでの歩み簡単に振り返りたい。(まだできていない自己紹介をいずれ記事にする予定だが、そのさわりだけでも。) 2008年。20歳で映画づくりを志す。 2011年。就活はせずに賭けに出た大学院留学

          カンヌで迎えた30歳|mofi 205号 編集後記

          人生初カンヌ映画祭!

          人生初カンヌ映画祭!

          「コネ」はつくるもの|mofi 204号 ご挨拶

          「コネ」という言葉に初めて触れたのは、人生ゲームだ。「コネカード」という特殊なカードをひき、自分の「人生」の「ゲーム」を有利に動かせることを無意識的にでも刷り込まれた人は多いはず。 次に目や耳にすることが多いのは、学生のとき、就職活動を行うときかもしれない。「コネ採用」「コネ入社」という熟語をつくるこの「コネ」ということばを、たとえば面接で落ちたときに聞くにつけ、嫉妬をおぼえた人もいるかもしれない。 とりわけエンタメ業界、テレビ局・広告・新聞などの分野では、どこどこの会社

          「コネ」はつくるもの|mofi 204号 ご挨拶

          遅ればせながら。

          四月病をこじらせて。

          英文で書くスペースが欲しくて書いてみた。 果たして、続くだろうか?

          四月病をこじらせて。

          不気味の谷のナウシカ。

          不気味の谷のナウシカ。

          映画ビジネスの基礎固め。|mofi 203号 編集後記

          今週のコラムは、みなさんが普段行く映画館に払うチケット代がどのように作品に戻っていくか、ざっくりと語ってみました。 この映画興行の話は、「中の人」からすると当たり前のように扱われて、ことさら取り上げられることもありません。しかし、映画を語ったり、観たり、作ったりするうえでは、興行収入という指標は切っても切り離せない関係なのです。だから、note の連載の早い段階で押さえておきたいと思い、執筆にいたりました。 映画は芸術でありながらビジネスであるという、なんとも難しい立ち位

          映画ビジネスの基礎固め。|mofi 203号 編集後記

          データでみるハリウッド。|mofi 202号 ご挨拶

          出勤しては大谷翔平の活躍をすぐさまチェックして、午前中の仕事に気合を入れる今日このごろ。みなさんいかがお過ごしでしょうか? さて、ハリウッド映画などで、冒頭に本記事の表紙のような緑の画面が出てくるのを見た方もいらっしゃると思います。 実はこちら、日本でいう「映倫」がやっている、映画の対象年齢を決める団体による、審査(rating レーティング)の画面なんですね。このレーティングの世界というのが非常に変わっていて面白いのですが、詳しくは "This Film is Not

          データでみるハリウッド。|mofi 202号 ご挨拶

          日比谷ミッドタウン始め。

          日比谷ミッドタウン始め。

          ロゴデザインって、偉大。|mofi 201号 編集後記

          日本的感性として、4月は始まりを連想させる。新しいことを始めてみたい、新しい気分を味わいたい。ずっとリデザインしたいと思っていた mofi のフォーマットが、このタイミングに起きたのは、決して偶然の産物ではない。 というわけで、粛々とリニューアル中の私たちのマガジン。手前味噌ながら、個人的には大変気に入っている仕様変更となっている。今後このマガジンのデザインについて触れることはなかなか少なそうなので、触れておきたい。 今回のリニューアルでつくっていただいたロゴマークは、大

          ロゴデザインって、偉大。|mofi 201号 編集後記

          『ロッキー』と「王道」

          トップ画像を観ていただくだけで、脳内で流れ出すかもしれない。 「ロッキーのテーマ曲」 この文字列を目にしただけで、トランペットのファンファーレから始まる音が頭のなかで流れ出すかもしれない。上みたいに「パ」と「ン」と表現しただけで音楽が湧いてくるような、一瞬にして強烈に脳内に焼き付けられるテーマ曲は、ほかにどれほどあるだろう。 映画を知らない人でも、小学校のとき、リコーダーで吹いてみたりしたこともあるだろう、もはや人類の集合的無意識に刷り込まれているこの曲には歌詞が実はつ

          『ロッキー』と「王道」

          「日本カード」とその切り方

          ずっと昔のライフカードのCMで、さまざまな場面でオダギリジョーが選択肢の書かれたカードを広げて悩み、「続きはウェブで」という、いまとなっては古臭いとも言われかねない手法を初めて(?)披露したコマーシャルがある。 「カードの切り方が人生だ」というコピーが新鮮に感じられた高校生の自分には、いずれこういうカードの切り方を意識的に考える日がくるとは思ってもみなかっただろう。 「日本の原作作品をハリウッドで実写映画化する」 というニッチな仕事に就いているのだが、ハリウッドを相手に

          「日本カード」とその切り方