HSPあるあるに当てはまらないこともある。爆音も人混みも平気でフェスでマキシマムザホルモンも楽しめたよ
HSPだからって、HSPチェックリストみたいなものに全項目当てはまるわけではないようです。
そりゃ人間だものね。
そのいくつかをまとめてみます。
へぇ〜。とかわかる〜!とか思っていただけたら。
人混みが苦手
学校や会社は大の苦手です。
のクセに電車だったり都会の大通りだったりライブだったりテーマパークだったりのTHE人混みみたいなところは結構平気です。
なんならフェスも一度だけ行ったことがあります。
(ひとりでだけど)
というわけで私のこと、私のアイデンティティを知っている人がたくさんいる空間では息ができないような気持ちになるほど窮屈だけれど、
初対面の人とか今後私に関係ない、知らない人であれば周りにうじゃうじゃと溢れかえっていても平気な方です。
大きな音が苦手
たしかに、ドアをバタン!と閉める音や、誰かのスマホから流れてくる音声、大きすぎるくしゃみなどが自分の家で聞こえてくるのがとっても苦手です。
だからと言って、全ての大きな音が苦手なわけではないようで、
落ち着きに行こうとカフェにひとりで座っていたとして、周りの人の話し声が聞こえてきてもわりと平気でひとり時間を楽しめる方です。
会話の内容が不快だったり声量や話し方が苦手だったりするのは別ですが。
パチンコ店は演出のために壮大に大きな音が流れ続ける場所だと分かりきっているため長時間いても別に平気でした。
(好きで行ったわけじゃないけど用があって行った)
はたまた、好きなバンドのライブはなるべく前列にいてスピーカーの音ももろに受けていたけれど、その迫力も楽しめました。
一度フェスにお邪魔したときも大音量だからこそかっこいい!と思いました、ちなみにマキシマムザホルモンを見に行きました!(笑)
つまり、自宅=自分の生活空間は自分にとってやすらぎの場所、止まり木のようなものなので、そのテリトリー内の平穏は絶対に守られていないと気が済まないけれど、そうでない場所、雑音がうるさくて当然の場所では平気でいられるようです。
でも、人とのおしゃべり目的でカフェやレストランに行った際に、隣や周りの席がうるさい、またはうるさくなくてもこちらの会話が少しでも滞るほどの声量が入ってくると究極にストレスで、うるさい居酒屋は絶対に入りません。
たちまち話す気力がなくなり相手のことが嫌いというわけでなくてもその日は帰宅したくなってしまうほど。
誰かを会話しながら飲み食いするお店はできることなら個室がいいなと心底思います。
本当に話し込みたいときや楽しめる相手ならそこらへんの公園のベンチでいいですよね。
あと自宅にいても犬や猫がキャンキャン騒ぐのはも平気です。
(しつけがされているけれどたまに騒ぐこともある、程度のもの。
もしあまりにうるさくても生き物だから仕方ない。)
ドアを閉める大きな音、スマホから漏れる大音量、大きなくしゃみ。
そのあたりが苦手なのは、音自体が嫌なんじゃなくて、その音を立ててしまうことに気を遣ってくれないその人、に対する嫌悪感からな気がします。
自分だったら絶対気をつけるのにな、みたいな。
まぁちょっとわがままでもあるかな。
においに敏感
きつい香水は好きではないけれど、好みの問題というだけで音のように心の底から不快感を感じたりはしません。
例外で、タバコのにおいには異常な嫌悪感を抱くのですが、これはタバコの臭いに対してではなく、禁煙であるはずの場所でタバコを吸っている人に対しての嫌悪感です。
自分が周りに対する影響を考えて気を遣いすぎて行動をしているからこそ、周りに対して傍若無人に振る舞う他人の行動が自分にとっては信じられないことなんでよね。
それに敏感に反応してしまいチクチクと嫌悪感を抱き、それが堆積して心底ストレスとなってしまいます。
道を歩いていて、見たくないものは目を逸らして視界から外すことができ、聞きたくないものは耳を塞いで聞こえなくすることができます。
でも、においや煙という分子の拡散はこちら側が立ち去らない限り避けることができません。
あと、タバコ自体の健康への害への負のイメージに加え、タバコを吸っている人のなんだか不穏な空気感や人間的な清潔感の無さを感じているという私の勝手な都合もあるけれど、なぜ相手都合で何も非がない自分がその場を立ち去らないといけないのかという不満を大きく感じるんですよね。
※タバコ吸ってる人がみんな悪い人!なんて思ってません!
光に敏感
特に気持ち的な苦手意識はありません。
HSPの関係のない要因なのですが、元々眩しいと感じやすい目であることが原因で敏感っていうのはあるのです。
夕方になるにつれ明るい部屋にいるとき、モニターを見ているときにどんどん目を開けてるのが辛くなるんですよね。
勘が良い
監視されている気がするほど人からどう思われているかは気にしすぎるくせに、人が自分以外の他人に対してどう思っているかなどはアンテナが弱いようで勘は決して良くない方だと思います。
涙もろい
映画やドキュメンタリーを見たり、卒業式などで涙することはほとんどなく、むしろ涙している人を横目に密かに焦る側のタイプです。(笑)
ちなみに、映画は人並みには見てきた方ですがクレヨンしんちゃんのオトナ帝国(のひろしの回想シーン)以外の映画で泣いたことがありません。
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私はHSPなんだ!となんとなく気づいたのはおそらく29歳のときだったと思います。
巷にはカテゴリーが山ほどあるけれど、それに自分を当てはめるのことはあまのじゃくな自分にとっては苦手というか無縁なものでした。
でもHSPというものを知って初めてこれは当てはまる!と驚いたしなぜだか嬉しかったのを覚えています。
何かにカテゴライズされることの悔しさみたいなものを忘れるほど。
もちろん人間はロボットではないから、こういう属性の人はこの項目に全て当てはまる!というようなことはないですよね。
A型の人の全員が全員几帳面であるわけではないように。
本やネットでHSPチェックリストだったりあるあるを見かけて、繊細と言われる人の典型例のようなものもたくさんあったけれど、自分には全然当てはまらない項目も結構あっておもしろいなと思いました。
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