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手のひら、舵を切りたい 〜ギャンブル彼氏への想い2022〜

※これは遡ること数年前、大黒柱になるもっと前のこと。
パチンコ通いの彼に対して日々怒りと悲しみを募らせていた私が、
当時誰にもみられていなかったnoteに書き殴ったものをそのままだと意味不明なことも多々ありだったので、読みやすく少し書き直したものです。
彼氏にパチンコをやめてほしい彼女の気持ちになって読むと、抽象的な言い回しもしっくりくると思います。笑


脳汁って知ってるでしょ。
あなたの意思じゃないの。
操作されてるの。
音や光やタイミングに操作されてるの。
もっと言えば、知らんおっさんたちがあなたから金をむしり取るために開発した機械に操作されてるの。
言わばあなたおっさんに操作されてるの。
あなたが好きなのは綺麗な女の子でしょう。
知らんおっさんたちの手の平の上で転がされる人生だけど、いいの?


人生を溶かす分泌物。

パチンコの音には拒絶反応を示す。

脳内をありありとハッキングしてこようとするあの音が嫌だ。

まんまと気持ちよくハッキングされ良いカモになってる奴らも嫌いだ。

打ってもなかなか当たらない。
当たるまで打ち続ける。
当たりそうで当たらなくても脳汁。
当たったらもっと脳汁。
それがほしくてまた打つ。
金がなくなるまで打ち続ける。
時間も溶かす。
いずれ、人もいなくなる。

時間は寿命。
寿命は残りの人生。

ギャンブルで本当になくしてるものって実はお金じゃなくて、寿命。

自分の人生から目を逸らして、自分自分を諦めてる人じゃなきゃパチンコなんてやらないはずだ。




私は誰にも影響を受けたくない。

自分の人生に全く関係ない何者かによって、
報酬系という人類共通のツボをもれなく私にまで適用して作用させようとするなんて、その構図が私は絶対に許せない。

私は「この人じゃなきゃいけない」という人だけにしか影響されたくない。

私に「この人じゃなきゃいけない」と思ってくれる誰かにしか影響されたくない。

そうでない関係の空間にこの「私」がいる必要はない。

もしその空間に私を存在させてしまったら、それはただのモブ。

「私」ですらない、不特定多数のうちのひとり。

だって、作用する側からしたら私じゃなくたっていいのだから。

だから私は、インスタでも、YouTubeでも、ニュースでも、会社でも、ご近所でも、知らない誰かに憧れたり嫉妬したり怒ったり劣等感抱いたり悲しんだり、してる暇はない。



私の人生では私が主人公であり、私が唯一主導権を握ることができる存在、握るべきである存在であって、私以外の誰かに舵を取らせるなんて絶対に有り得ないし許せない。

だってそんなもの私の人生ではない。

私が手のひらで転がす立場にあって、絶対に誰かや何かの手のひらの上で転がされる側になることも絶対に許せない。

価値のあるものほど数が少なく、価値のないものほど数が多いのが世の真理だ。

だから、私は必要最低限の人間しか必要じゃない。

現実の世界で「ともだち100人できるかな」なんて思考停止だ。

数多く得ることよりも、数少ないものを見極めて大事にすることの方が難しいから。

何かあったときに役に立つかもしれない、暇なときに気晴らしになるかもしれない、ちょっとした見栄になり得るかもしれない多数の人々をともだちと呼ぶのなら別だけど。

そんなもの私の人生には1ミリも必要ない。

私が自分にとって必要で大事なものは、自分と、わずかな人数の人たちだけ。

逆に言えばそれ以外のものなんて必要ないし、それらに時間をかけるなんて時間がもったいない。

人生は短い。

私は本当に大事な人やものにしか時間をかけたくないし、それが大事な人やものに対する礼儀や誠意にもなると思う。

別に、それ以外のものに時間を費やすことが大事な人に対して失礼だ、とまでは思わないけど。

どこか近いものは感じることはある。




だから、大事な大事なきみなら、私のこと怒らせたり悲しませたりしてもいいの。

ていうか、私にとってきみは怒ったり悲しんだりなんなら嫉妬したりできるほど大事なんだ。

私に作用していいのは代わりがきかないきみだけなんだよ。

私の舵をきみなら片手で握ってもいいんだよ。

きみは別に大事じゃない人やものに作用されて時間を取られる人生で、本当にそれでいいの?

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