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【音楽】平原綾香と一緒に歩いた夜

『平原綾香 20th Anniversary Concert Tour 2023 ~ Walking with A-ya ~』に参加した。

振りかえってみれば、音楽コンサートなどというものに行ったのはいつ以来のことだろうか?もしかしたら、人生で初めての体験かもしれない。

ファンの方には申し訳ないが、別に平原綾香のファンだったというわけではない。だいたいファンというのは、ファンクラブに入っている者を指す言葉のはずだ。

その意味では自分はファンではなかった。ただ、20年前に聴いた『Jupiter』を歌う彼女の音域の広い歌声に魅了されて、いつか生歌を聞いてみたいと思い続けてきただけだ。

ひょんな事から、20年後にその願いが叶うこととなった。

それにしても、東京国際フォーラムのホールはデカすぎた。2階席に座ったとたん、後ろの席のおっさんの「うわー。遠くて見えないな」の声に激しく同意してしまった。ステージまでの距離が50mはあっただろうか?流石、5000人収容の大ホールだ。

上空から見下ろす遥か彼方のステージ上にいる彼女の姿は米粒のように小さく、顔の造作も表情も読み取れるすべがなかった。半ばあきらめの境地で参加していたが、曲が進むにつれて、意識がグイグイ引き込まれて行き、彼女の息遣い、表情が見えてきた。図らずも1点に集中した自分の意識は、そのとき確かに舞台の上を彼女と一緒に歩いていた。

コンサートのセットリストは喋っちゃいけないことになっているらしいが、自分にはそんな心配は不要だ。何しろ、『Jupiter』以外の曲は知らないのだから(笑)。

個人的な嗜好では、ジャズ系の曲よりもバラード系の曲が好きだが、いい曲が聴けたので、今度CD買って聴こうかと思っている。

自分はもうあーやのファンと名乗ってもいい頃だろうか?


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