転職活動と親

私が転職活動をしていた時に親に腹が立った話。仕事を辞めて、転職活動をしていて、1ヶ月くらい経ったある日の朝、母親が「ハローワークに行けば職業訓練とか受けれるよ」と私を心配した様子で言ってきた。その言葉に対してなぜか猛烈に腹が立ったのでなぜ腹が立ったのか言語化して怒りを収めようと思う。
まず、その時の状況として私は23歳で時代的に転職しようと思えば現実的に考えて不可能なことではなかった。その手段として考えられるのが、
1、自分で転職アプリをインストールし、めぼしい会社に応募する。
2、転職アプリから転職エージェントを探し、そこで相談しながら受ける会社を選び応募する。
3、ハローワークに行き、職業斡旋してもらう。
この3つが普通に考えて思いつく有力な候補だと思う。では、なぜ私が母親の言葉に腹が立ったのかというと、話を聞くと母親は転職アプリの存在も知らないという知識の無さだったことがまず一つだ。そんな知識の無い状態なのにも関わらず、親という権利を行使し無益なアドバイスをしてきたことに腹が立ったのだ。例えば、料理をこれからしようという時に塩と砂糖の味の違いが分からないやつにアドバイスされると「黙っててくれ」となるだろう。それと同じ感情を抱いたのだ。
それに紐付けてもう一つ腹をたててしまったのが、今まで私がしてきた選択にもそんな知識の無さでアドバイスしてきて、それに影響を受けてきたと思うと腹が立った。もちろん、それに気づいていながらも親の意見を無視できなかった自分にも問題はあるが。
前職で私は介護職をしていたのだが、その時も「そんな仕事辞めといた方が良い」と否定してきた。かと思えば辞めると決めると「もっと続けた方が良い」と言ってきた。ちなみに両親は介護職をした経験はないので、人から聞いたイメージだけという浅い知識で意見を言ってきたことになる。人の重要な選択に対し、生半可な気持ちで意見を言うなよと思う。「あくまで自分の意見やけど…」、「こういうデータがあって…」など謙虚に意見を出すべきだと私は思う。
以上のことがあったので、私は親の意見を聞かないということを決め、極力プライベートに関わることを話すことは避けるようにした。すると、だいぶ気持ちも収まり、自分の考えだけで行動できるようになり、とても楽になった。もちろん両親には感謝しているので、関係も継続していきたい。だからこそ、距離を置くことの大切さをこの一件で学び、実践できている。

怒りのはけ口になって頂き、ありがとうございました笑

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