「心理的リアクタンス」とは?解説ソングが登場!

心理的リアクタンスとは… 自由を制限された時、自由を取り戻そうとする反発作用のこと。

#今日やったこと

今日は、この心理学の専門用語について曲をつけてみました。

心理的リアクタンス

https://youtube.com/shorts/Yf5HpfnQ-pA?feature=share

心理的リアクタンスの具体例は?

・「早く宿題をやりなさい!」と怒鳴られてやる気をなくす → 自分のタイミングでとりかかる自由を奪われて、まだ自由でいようとしてしまう。
・ダイエットで食事制限を自らに課して、リバウンドしてしまう → 自由な食生活を取り戻そうとする反発作用
・目覚まし(スヌーズ)を止めて2度寝してしまう → 自由な睡眠時間を取り戻そうとする動き
・何をやろうとしても三日坊主 → 自由時間は何も決めずに自由に過ごしていた、という生活習慣を維持しようとする作用
・お金遣いが荒い → 自分は自由にお金を使えるはずだ、という反発作用

ドリームキラーとして手ごわい相手

もしも人生をRPGゲームに例えるならば、「心理的リアクタンス君」はかなり手ごわい相手ですね。幼馴染でありながらボス、みたいな感じだと思います。

勇者である貴方の目標を阻害してくる人が、呪文「心理的リアクタンス!」を使ってくる事もあるでしょう。

すると、どうなるか。

貴方は、当初思い描いていた行動と違うアクションをとってしまうかもしれません。そんな自分に驚いたり、思うような結果が得られないことに歯がゆさを感じることもあるでしょう。

では、相手をコントロールして、呪文「心理的リアクタンス」を封じればいいのでしょうか?

この問題は、そう単純ではありません。しかも相手をコントロールするのは難しいことです。そして、もしそれができたとしても、最も厄介なのは【自分自身も心理的リアクタンスで自分の首をしめている】ということです。

ドリームをキラーされることを、他人のせいにしてばかり。そういうこともありえます。気持ちはとてもよくわかります。しかし、そんな環境を作り上げたのは、ほかならぬ自分です。となると、心理的リアクタンスに十分な対策を講じずに、ドリームをキラーし合う世界を作り上げたのは、なんと自分である、というバッドエンドも起こりうるのです。

リアクタンス君の攻略法

まずは、気づかないといけません。トラブルが起きた時に、「は!?待てよ、これは、もしや、心理的リアクタンスか!?」と気付くようにしましょう。具体的には、トラブル後、15秒ほど時間をとって、そうなのかそうでないのか、少しだけ落ち着いて検証してみましょう。

トラブルの原因が心理的リアクタンスだった場合は、どうなるかというと、理想と逆の結果が起こる可能性があります。
(例)ダイエットして痩せるはずだった → 逆に太った

起きてしまった問題に、どう対処するか。「こういう事が起こるんだ」と知っておく事です。再挑戦するなら、一つ知識が増えた状態で臨めます。あきらめて挫折して終わるなら、リアクタンス君の餌食になってしまったバッドエンドという事になります。

リアクタンス君とは、おそらく一生戦うことになります。長い付き合いになるわけです。全戦全勝というわけにはいかないことでしょう。対策としては、「無理せずできる良い習慣の構築」が挙げられます。それを心がけて生きる事さえやめなければ、トータルでみれば負けてない人生になるのではないでしょうか。
(例)痩せても痩せなくても、毎日身体を鍛える → いつかは痩せる可能性が高く、痩せないとしてもシュッとした体型を維持できる可能性が極めて高い

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