🇸🇪スウェーデン留学前期振り返り

noteやインスタでは旅とかご飯とかほとんど楽しい事しか上げていないので、しっかり学んでいるだぞということで前期どんな授業を取っていたのかおさらい。

Perspective on Globalization

一番最初のタームに取った授業。グローバル化についての歴史やグローバル化に関わる情報化などについて学習する授業。
教授がAIでの学習に興味がある先生で、普通は利用を禁止されているChatGTPを、逆に使ってAIツールの弱さなどを議論したのも面白かった。
セミナーと呼ばれるグループワークが二回と筆記試験（エッセイ形式）とその筆記試験の内容に関する口頭試験がありました。

グローバル化は今に始まった事ではなく、歴史上の中で繰り返されていた事であり、その過程で文化交流であったり紛争が起こっていたという過去の話から、技術の発展で人の流れ、情報の伝達速度が速くなっている現在のグローバル化、そしてこれからの未来のグローバル化ついて考える流れが面白い授業でした。

授業回数は週２～３回ぐらいでしたが、一回の授業が３時間と長く集中力が続かないのがしんどかったです笑

International Law and Human Rights

自分的にはHuman Rightsの方を学びたくて取った授業だったけど結果８割がInternational Lawに関する授業でした。国際社会の中での国、組織のあり方、国際関係について学習する授業でした。

個人的感想として、そもそも国際法という物が、国同士の約束事であったり、取り締まる最高機関が存在しなかったりするので、ほわっとした概念しか掴めなかったなという印象です。（もちろん私の英語力不足で、国際関係に関する専門用語に慣れておらず、授業中に理解できずに復習に時間がかかったのもあります。）
セミナー２回とエッセイ形式の筆記試験があり、セミナーでは習った国際法やセオリーを実際の事例を用いて説明し、筆記試験では提示された架空の国際関係に関する事案を自分ならどの国際法やセオリーを用いて制裁するかというものでした。この筆記試験がかなり難しくて思った評価が得られなかったのが悔しいところ。

スウェーデンならではだなと思ったのが、教授がアフリカンフレンチのスウェーデン人で、かなり訛りがあり耳が慣れるまでに時間がかかったことで、いろんなアクセントに対応出来る耳を早く作りたいなと思った経験でした。

Beginner Swedish 1

Globalizationの授業と平行して取っていた授業。アルファベットの発音から、日常会話、スウェーデンの文化について学びました。

スウェーデン語はドイツ語と英語のミックスという印象で、基本的な文構造は英語と似ているけど、名詞の扱いだったり語源はドイツ語なのかなという感じ。
いくつかの単語は英語と綴りが似ていて目で見て意味を推測出来るのでリーディングとライティングは比較的やりやすく、逆に発音が日本人にとってかなり難しいのでリスニングとスピーキングは時間がかかるなと思いました。
実際、先生がアジア人には難しいからねーといって発音を甘めに判定してくれました笑

先生方がかなり高齢で、先生によっては英語が通じにくかったり、授業が17:00~19:30でとてつもなく空腹と疲労との戦いなのがしんどかったですが、先生の雑談の中でスウェーデンの暮らしや文化について触れられたり、他の留学生と仲良くなれたので楽しい授業でした。

Beginner Swedish 2

Swedish１の続きの授業でしたが、生徒は１から約半分ぐらいに減りました笑
swedish１の教科書のつづきなのでどうせ勝ったならと思って続けましたが、１よりも文法的に難しいところが多く、かなり苦戦しました。
日本からスウェーデン語の参考書を持って行っていたので、その本とにらめっこしながら頑張って理解しました。

２まで受けてみて、なんとなーーーくバスや電車でのアナウンスや、町中での現地の人の会話が所々聞き取れるかなという感じです。

スウェーデン自体、英語が話せる人が多いので、日常生活で英語だけでもほぼ困ることはないし、買物でもパッケージから推測できたり、グーグル翻訳のカメラ機能でなんとかなるので、特に単位を必要としないなら、留学生向けにオンラインのスウェーデン語のレッスンを開講してくれているのでそれだけでもいいのかなと思いました。

今学期の目標

前半を終えて思ったのが、未だにスウェーデン人の友達がいないなという危機感です。
キャンパスから少し離れたところに住んでいて、留学生だけの寮で大半の時間を過ごしているし、授業に行ってもその寮のメンバーで固まって座ったり、グループワークでもスウェーデンの正規学生と組む機会が少なかったり、あってもシャイでそれ以降の関係に結びつかないのが現状でした。

後期は、なるべくもっと積極的に正規学生と関わりたいし、なにより自分が卒論で書きたいトピックの授業を取るので、学習面でも充実した期間にしたいです！