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【つぶやき#10】 いなければいないでいいのだけれど

「友達100人できるかな」

この歌詞のように、友達がたくさんいることの基準が100人なのであれば、私は友達がめっちゃくちゃに多い方だ。
多い理由は中学・高校と吹奏楽部に入っていたからで、一部の先輩と後輩は全員、友達のくくりにいるので、ざっと数えて320人ほどいる。
吹奏楽部の友達だけでこんななのに、小学校から現在までの友達も合わせると670人ということになった。東京国際フォーラムのホールB7を埋め尽くせる位の数らしい。とは言いつつ(だからこそと言うべき?)、私は友達は狭く浅くいれば良いと思っている方なので、今でも連絡をとり続けているのはごくわずかな人数だ。おそらく30人ほどだと思う。

そんな私は転職活動をしていて、今日は初めての面接だった。あらゆる情報をネットで集めたが、参考になったりならなかったりして、かなり緊張して面接に臨んだ。
そんな日に、高校時代の友達から突然連絡がきた。LINEもDMももちろんしていなかったし、かれこれ5年ほど会っていない。なのに今日、頑張らなければいけない今日この日に、自分のwebのお問い合わせ欄を経由して「制作がんばってね!応援してる!」とメッセージをくれた。涙が出るほど嬉しかった。

普段話さない友達なので、どちらかといえば「広く浅く」の輪の中にいたはずの友達。だからこそ急にメッセージをもらった時に「応援してくれている」ことの実感が湧き、驚きもかなり大きかった。友達は、いなければいないでいいと思っていたのだけれど、いたらいたで、かけがえのない存在である。
そのことを忘れてはいけないし、見くびるようことをしてはいけないのだ。

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